いよいよ選抜体重別開幕!
2009年4月3日(金)福岡・博多エクセルホテル東急にて平成21年全日本選抜柔道体重別選手権大会(4日、5日、福岡国際センター)の選手説明会と記者会見が行われた。
会見に出席したのは、アテネ、北京オリンピック男子66kg級金メダルの内柴正人(旭化成)選手と同女子63kg級の谷本歩実(コマツ)選手をはじめ、北京オリンピック女子52kg級銅メダルの中村美里(三井住友海上)選手、男子100kg級の穴井隆将(天理大職)選手、女子48kg級の山岸絵美(三井住友海上)選手、同級福見友子(了徳寺学園職)選手の6選手。
初日に登場する内柴選手は、「指導者を目指す選手として、ロンドンオリンピックを目指すための試合だと思っている」と先を見越した思いで意気込みを見せた。また北京後初の試合となる谷本選手も、「先日亡くなった祖父のためにも良い試合をしたい」と抱負を述べた。
2日目は、48kg級決勝戦で対戦が予想される、山岸選手と福見選手はともにお互いを意識してか静かに「自分の柔道をするだけ。優勝したい」と話した。昨年この大会で優勝し、北京代表となった中村選手は、「追われる選手という意識はない。自分が勝つだけ」と、気持ちに緩みはなかった。そして100kg級の穴井選手は「世界代表を目指して勝つだけです」と爽やかに宣言した。
大会初日は9時開会、9時20分試合開始。男子60kg級、66kg級、73kg級、女子63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級の7階級。2日目は9時20分試合開始で男女残りの7階級が行われる。
初日に行われる開会式の選手宣誓は81kg級の塘内将彦(旭化成)選手が努める。