宮城県東松島市 報告書
今回訪問先となった東松島市コミュニティセンターは約300名集約可能となるホールですが、当日は満員なうえ、会場の中に入りきれなかった約500名の地域住民の方々に盛大な拍手とともに歓迎していただきました。当日は、選手によるユニークな自己紹介、大会報告や、子どもたちからの質疑応答、写真撮影を開催。出迎え、見送りの時どちらも拍手が鳴りやむことはなく、メダリストを目の前に、子どもから大人まで皆目を輝かせて見ていました。「体格差のある選手に勝つためには?」「毎日の練習時間は?」という質問に対して、会場に来られている方へ柔道をやる気にさせるような前向きなアドバイスをするなど、両選手ともに真剣に回答。「世界で憧れている選手は?」との質問に、「ドラゴンボールの孫悟空」と回答する松本選手に対し、「じゃぁ僕はバスケットボールの桜木花道」と答え会場に笑いを誘うなど、終始笑顔の絶えない明るい報告会となりました。最後に、この度様々な手配ご協力いただきました藤野整形外科の藤野院長より、「ここにいる多くの人が何らかの痛手を心に持っている。今回、海老沼選手と松本選手にお会いできたことで、皆勇気をもらいました、ありがとう!4年後、またメダル獲得を目指して頑張ってください!」と感謝の意とともに、エールを頂戴いたしました。
◆選手からのコメント
海老沼匡選手
「僕は、東松島には昨年10月、柔道教室を行いに一度訪れました。また同じ場所へ、しかもオリンピックのメダルを持って報告しにくることができて本当に嬉しく思います。」
松本薫選手
「金メダルを取れたのは皆様のご声援のおかげです、ありがとうございました。被災地にも初めて訪れました。これからも柔道頑張ります!」