釜石市役所では、約40名の市民の方に歓迎していただき、釜石市立第一幼稚園、鵜住居幼稚園の園児より手作りの金メダルをいただきました。釜石市は、2002年~2004年の3年間、全日本女子合宿でお世話になっていたゆかりの地でもあり、宿泊先や練習場所であった両石・鵜住居地区の変わり果てた姿を見て、驚きを隠す事はできなかったが、当時合宿に補欠として参加をしていた上野選手は「メダルを持ってまたここへ来ることができてとても嬉しいです。」と話しました。桜木町仮設住宅を訪問した際も、住民の方々からの様々な質問に、少しでも勇気や希望を与えることができたらという思いを胸に抱き、選手たちは真剣に回答をしていました。また、今年受験の女の子はメダルを触って「ご利益がありそう」と嬉しそうなお顔をしており、とても印象的でした。
◆選手のコメント
中矢力選手
「今回初めて被災地を訪問させて頂き生で現状を見てとても驚きました。自分が皆さんの為に出来ることは、柔道で頑張っている姿を見てもらうことだと思うので、これからも皆さんに感動や勇気を与えられるような試合をしたいです。」
西山将士選手
「メダリストとしてここに来れたことで皆様の力になれたら嬉しいです。」
上野順恵選手
「被災してから初めて来たのですが、実際来てみて傷跡が残っていてショックでしたが、みなさんが元気で頑張ろうとしている姿に自分も頑張ろうと思いました。」