RIO 2016
■大会結果 ■大会写真 ■関係先リンク ■試合日程・テレビ放映 ■日本代表選考基準 ■リオデジャネイロ2016出場資格
日本選手団名簿
日本代表選手団 副団長 | 山下 泰裕((公財)全日本柔道連盟 副会長) |
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【 役 員 】 | |||
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チームリーダー | 木村 昌彦(横浜国立大学) | ||
チームリーダー | 山本 洋祐(日本体育大学) | チームリーダー | 増地千代里(筑波大学) |
男子監督 | 井上 康生(東海大学) | 女子監督 | 南條 充寿(仙台大学) |
男子コーチ | 鈴木 桂治(国士舘大学) | 女子コーチ | 松本 勇治(神奈川県警察) |
廣川 充志(桐蔭横浜大学) | 薪谷 翠(㈱ミキハウス) | ||
金丸 雄介(了徳寺大学) | 塚田 真希(東海大学) | ||
古根川 実(大阪府警察) | 上野 雅恵(三井住友海上火災保険㈱) | ||
賀持 道明(日本中央競馬会) | 谷本 歩実(コマツ) | ||
男子総務コーチ | 岡田 隆(日本体育大学) | 女子総務コーチ | 小橋 秀規(ALSOK) |
ドクター | 紙谷 武(JCHO東京新宿メディカルセンター) | ドクター | 井汲 彰(筑波大学大学院) |
男子トレーナー | 幡手 康二(グローバルスポーツ医学研究所) | 女子トレーナー | 菅原 靖久(グローバルスポーツ医学研究所) |
【 選手 】 | ||||
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男子 | 100kg超級 | 原沢 久喜(日本中央競馬会) | 初出場 | 2位 |
100kg級 | 羽賀 龍之介(旭化成㈱) | 初出場 | 3位 | |
90kg級 | ベイカー茉秋(東海大学4年) | 初出場 | 優勝 | |
81kg級 | 永瀬 貴規(旭化成㈱) | 初出場 | 3位 | |
73kg級 | 大野 将平(旭化成㈱) | 初出場 | 優勝 | |
66kg級 | 海老沼 匡(パーク24㈱) | 2回目 | 3位 | |
60kg級 | 髙藤 直寿(パーク24㈱) | 初出場 | 3位 | |
女子 | 78kg超級 | 山部 佳苗(㈱ミキハウス) | 初出場 | 3位 |
78kg級 | 梅木 真美(環太平洋大学4年) | 初出場 | 初戦敗退 | |
70kg級 | 田知本 遥(ALSOK) | 2回目 | 優勝 | |
63kg級 | 田代 未来(コマツ) | 初出場 | 5位 | |
57kg級 | 松本 薫(㈱ベネシード) | 2回目 | 3位 | |
52kg級 | 中村 美里(三井住友海上火災保険㈱) | 3回目 | 3位 | |
48kg級 | 近藤 亜美(三井住友海上火災保険㈱) | 初出場 | 3位 |
役員21名、選手14名 計35名
大会結果
開催国 | ブラジル(リオデジャネイロ) |
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期 間 | 2016年8月6日(土)~12日(金) |
会 場 | Carioca Arena 2 |
参加国数 |
大会結果(男子)
100kg超級 原沢 久喜(日本中央競馬会)2位
1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 決勝戦 | |
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相手名 | A.OKRUASHVILI | U.KOKAURI | A.GARCIA MENDOZA | A.TANGRIEV | T.RINER |
国名 | GEO | AZE | CUB | UZB | FRA |
決め技 | 優勢勝(指導2) | 一本勝(大内刈) | 反則勝(指導4) | 反則勝(指導4) | 優勢負(指導2) |
100kg級 羽賀 龍之介(旭化成㈱)3位
2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 敗者復活戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | J.BORODAVKO | R.BUZACARINI | L.KRPALEK | B.GVINIASHVILI | A.BLOSHENKO |
国名 | LAT | BRA | CZE | GEO | UKR |
決め技 | 一本勝(内股) | 優勢勝(指導1) | 優勢負(指導2) | 優勢勝(指導1) | 一本勝(三角絞) |
90kg級 ベイカー茉秋(東海大学4年)優勝
2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 準決勝戦 | 決勝戦 | |
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相手名 | M.ODENTHAL | A.KUKOLJ | A.IDDIR | CHENG, Xunzhao | V.LIPARTELIANI |
国名 | GER | SRB | FRA | CHN | GEO |
決め技 | 一本勝(背負落) | 一本勝(合技) | 一本勝(合技) | 一本勝(袈裟固) | 優勢勝(有効・大内刈) |
81kg級 永瀬 貴規(旭化成㈱)3位
2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 敗者復活戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | L.CSOKNYAI, | P.KIBIKAI | S.TOMA | A.VALOIS-FORTIER | A.TCHRIKISHVILI |
国名 | HUN | GAB | UAE | CAN | GEO |
決め技 | 優勢勝(有効・袖釣込腰) | 一本勝(合技) | 優勢負(有効・袖釣込腰) | 一本勝(背負落) | 優勢勝(有効・内股) |
73kg級 大野 将平(旭化成㈱)優勝
2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 準決勝戦 | 決勝戦 | |
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相手名 | M.MURILLO | V.SCVORTOV | L.SHAVDATUASHVILI | D.VAN TICHELT | R.ORUJOV |
国名 | CRC | UAE | GEO | BEL | AZE |
決め技 | 一本勝(横四方固) | 一本勝(内股) | 優勢勝(技有・腰車) | 一本勝(巴投) | 一本勝(小内巻込) |
66kg級 海老沼 匡(パーク24㈱)3位
2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 準決勝戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | C.CHIBANA | MA, Duanbin | W.MATEO | AN, Baul | A.BOUCHARD |
国名 | BRA | CHN | DOM | KOR | CAN |
決め技 | 一本勝(横四方固) | 一本勝(背負投) | 一本勝(背負投) | 優勢負(有効・GS) | 一本勝(背負投) |
60kg級 髙藤 直寿(パーク24㈱)3位
2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 敗者復活戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | Y.SICCARDI | P.PETRIKOV | A.PAPINASHVILI | KIM, Won Jin | O.SAFAROV |
国名 | MON | CZE | GEO | KOR | AZE |
決め技 | 一本勝(反則) | 一本勝(内股) | 一本負(隅返) | 優勢勝(有効・小内返) | 優勢勝(指導2) |
大会結果(女子)
78kg超級 山部 佳苗(㈱ミキハウス)3位
2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | S.PAKENYTE | T.SAVELKOULS | I.ORTIZ | K.SAYIT |
国名 | LTU | NED | CUB | TUR |
決め技 | 一本勝(大外刈) | 一本勝(体落) | 優勢負(有効・浮腰) | 優勢勝(技有・大外刈) |
78kg級 梅木 真美(環太平洋大学4年)初戦敗退
2回戦 | |
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相手名 | A.JOO |
国名 | HUN |
決め技 | 優勢負(有効・内股) |
70kg級 田知本 遥(ALSOK)優勝
1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 決勝戦 | |
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相手名 | ZHOU, Chao | K.POLLING | K.ZUPANCIC | L.VARGAS KOCH | Y.ALVEAR |
国名 | CHN | NED | CAN | GER | COL |
決め技 | 一本勝(合技) | 優勢勝(有効・GS大外刈) | 優勢勝(技有・GS谷落) | 優勢勝(技有・大外刈) | 一本勝(合技) |
63kg級 田代 未来(コマツ)5位
2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | K.HAECKER | K.UNTERWURZACHER | C.AGBEGNENOU | Y.GERBI |
国名 | AUS | AUT | FRA | ISR |
決め技 | 一本勝(小外刈) | 優勢勝(有効・小内刈) | 優勢負(指導1) | 優勢負(技有・大内返) |
57kg級 松本 薫(㈱ベネシード)3位
2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | Z.DABONNE | A.PAVIA | S.DORJSUREN | LIEN, Chen-Ling |
国名 | CIV | FRA | MGL | TPE |
決め技 | 一本勝(横四方固) | 優勢勝(技有・GS袖釣込腰) | 一本負(背負投) | 優勢勝(有効・小内巻込) |
52kg級 中村 美里(三井住友海上火災保険㈱)3位
2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | T.ADIYASAMBUU | N.KUZIUTINA | M.KELMENDI | E.MIRANDA |
国名 | MGL | RUS | KOS | BRA |
決め技 | 一本勝(横四方固) | 一本勝(腕拉腕固) | 優勢負(指導1) | 優勢勝(有効・GS大内刈) |
48kg級 近藤 亜美(三井住友海上火災保険㈱)3位
2回戦 | 3回戦 | 準決勝戦 | 3位決定戦 | |
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相手名 | E.CARRILLO | O.GALBADRAKH | P.PARETO | U.MUNKHBAT |
国名 | MEX | KAZ | ARG | MGL |
決め技 | 一本勝(棄権) | 一本勝(横四方固) | 優勢負(技有・袖釣込腰) | 優勢勝(有効・隅落) |
大会写真
関係先リンク
■全日本柔道連盟 大会結果
【国際柔道連盟】
国際柔道連盟 Live results/組合せ(PDF)/参加国・地域
【テレビ局オリンピック特別サイト】
NHK
gorin.jp – 民放テレビオリンピック公式動画サイト
日本テレビ テレビ朝日 TBS テレビ東京 フジテレビ
【パブリックビューイング】
■文京区 リオ2016オリンピック競技大会パブリックビューイング
■NHKリオデジャネイロオリンピック
8Kスーパーハイビジョン パブリックビューイング
■田知本遥選手 応援パブリックビューイング(富山県射水市)
日時:8月10日(水)21:45~11日(木・祝)6:10(予定)
場所:アイザック小杉文化ホール ラポール まどかホール
※事前申し込み不要
■リオ五輪 柔道競技 パブリックビューイング(愛知県大府市)
日時:8月6日(土)21:00~翌午前7:00
場所:共長小学校 体育館
※事前の申し込みが必要です。
■海老沼匡選手 応援パブリックビューイング(栃木県小山市)
日時:8月7日(日) 21:40頃~/8月8日(月) 午前3:30頃~
場所:小山市立下生井小学校 体育館
■高藤直寿選手 応援パブリックビューイング(栃木県下野市)
日時:8月6日(土)22:00頃~翌7日(日)午前8:00
場所:下野市役所 1階市民ロビー南側
※事前申し込み不要
■松本 薫選手 応援パブリックビューイング(石川県鳴和台市)
日時:8月8日(月)・9日(火)
場所:鳴和台市民体育館
■ベイカー茉秋選手 応援パブリックビューイング(東京都千代田区)
日時:8月10日(水)22:00~翌11日(木)午前6:10
場所:千代田区立昌平小学校
試合日程・テレビ放映
日程 | 階級 | 予選ラウンド 22:00~ | 決勝ラウンド 27:30~ |
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8月6日(土) | 48kg級/60kg級 | フジテレビ系列 | フジテレビ系列 |
8月7日(日) | 52kg級/66kg級 | テレビ朝日系列 | NHK |
8月8日(月) | 57kg級/73kg級 | NHK | TBS系列 |
8月9日(火) | 63kg級/81kg級 | テレビ朝日系列 | NHK |
8月10日(水) | 70kg級/90kg級 | NHK | NHK |
8月11日(木) | 78kg級/100kg級 | NHK | NHK |
8月12日(金) | 78kg超級/100kg超級 | テレビ東京系列 | NHK |
オリンピック、世界選手権への日本代表選考基準
1. 目的
全日本柔道連盟(以下「全柔連」という)がこの規程を定める第一の目的はオリンピックと世界選手権で金メダルを獲得することにある。
1-1 全柔連の国際強化の目的はオリンピック競技大会において全階級でメダルそしてその内、複数の金メダルを獲得することである。長期、中期、短期の強化において最終的には世界で金メダルを狙える選手を育成・強化し日本代表として選考することである。
1-2 本選考基準は日本を代表し金メダルを獲得できる可能性のある選手を選考するための基準を定めたものである。
2. 最終的な権限の所在
2-1 主な競技会に日本を代表する選手を選考する最終的な権限は全柔連にある。全柔連理事会は競技会への選手の選考を強化委員会に委任している。
2-2 全ての選考において、強化委員会構成メンバーは主観的な見識ではなく、客観的、具体的な事実に基づいて行われるように努める。
2-3 強化委員会メンバーは代表選手選考に 1 票を投じる権利を持つ。選考結果が同数の場合には、強化委員長の決定にゆだねられる。強化委員長は選手選考が手順通りに行われ、選考基準に従って決定されることを保証する責任を負う。
3. 代表選手選考手順
オリンピック、世界選手権大会への日本代表選手選考は男女コーチ会議にて代表選手候補者の原案を作
成し、それを基に強化委員会において最終決定する。決定には強化委員会メンバー三分の二以上の出席
を必要とし、審議の上、出席メンバーの過半数の賛成を獲得したものを代表として選出する。
選考に際しては、最も金メダル獲得が期待できる選手を念頭に以下の選考基準を参考に実施する。
3-1 オリンピック日本代表選手選考基準について
①国際柔道連盟(IJF)ランキングシステムによるオリンピック出場資格を有した選手から選考する。
②国内ポイントシステムを導入し※1、それらを代表選考の参考資料とし、大会結果と内容から総合的に判断する。※2
(平成 26 年度から実施に向けてシステム構築・検討を行う)
※1.国内ポイントシステムは、2 年間のスパーンで評価する(2 年前:50%、1 年前:100%)。また、対象大会の順位のみでなく他の様々な要素も加味する。これらの要素は、大会のレベル、組合せ、対戦相手、出場選手の様相等を大会ごとに評価し傾斜配点をするものであり、代表選考の参考資料とする。
※2.内容を総合的に判断するとは、例えば「成績」を考慮する際には、最終順位のみでなく他の種々の要素も判断材料とする。これらの要素とは、その大会のレベル、組合せ、対戦相手、技の判定、負傷、その他最終結果に影響した可能性のある要素を意味する。
※様々な大会における各代表候補選手の情報収集の調整は、監督が適切な強化コーチと共に行う。
3-2 世界選手権大会日本代表選手選考基準について
①国内ポイントシステムを導入し※1、それらを代表選考の参考資料とし、大会結果と内容から総合的に判断する。※2
(平成 26 年度から実施に向けてシステム構築・検討を行う)
②世界選手権大会において 2 名選出する階級については、国内ランキングシステムのポイントと大会結果と内容及び世界団体戦、オリンピックを視野に入れ、世界及び日本の競技力動静を鑑み決定する。
※1.国内ポイントシステムは、2 年間のスパーンで評価する(2 年前:50%、1 年前:100%)。また、対象大会の順位のみでなく他の様々な要素も加味する。これらの要素は、大会のレベル、組合せ、対戦相手、出場選手の様相等を大会ごとに評価し傾斜配点をするものであり、代表選考の参考資料とする。
※2.内容を総合的に判断するとは、例えば「成績」を考慮する際には、最終順位のみでなく他の種々の要素も判断材料とする。これらの要素とは、その大会のレベル、組合せ、対戦相手、技の判定、負傷、その他最終結果に影響した可能性のある要素を意味する。また、直近の伸び率、将来性等も選考の判断材料にできる。
※様々な大会における各代表候補選手の情報収集の調整は、監督が適切な強化コーチと共に行う。
4. 選考判断の対象となる競技大会
①国際大会
前年のオリンピックまたは世界選手権大会
マスターズ
グランドスラム(パリ、モスクワ、東京、バクー)
グランプリ(デュッセルドルフ、チェジュ、青島、タシケント、アルマティ等、計10大会)
コンチネンタルオープン
大陸選手権大会(アジア競技大会、アジア選手権大会)
その他(強化委員会が派遣する国際大会等)
※グランドスラム、グランプリに関して開催場所が変更される際は、変更した都市の大会が該当する。
②国内大会
講道館杯全日本体重別選手権大会
全日本選抜体重別選手権大会
全日本選手権大会(原則 100 ㎏超級、78 ㎏超級)
5. 選考対象者資格および行動規範
5-1 代表選手として選考対象となるのは以下の要件を満たす必要がある。
①国際柔道連盟あるいは大会主催団体の出場資格条件を満たしていること。例えば、オリンピックならば IJF ランキングによる出場資格を有している。
②日本国籍を有し、全日本柔道連盟に登録していること。
③全日本柔道連盟の強化選手(シニア、ジュニア)であること。
④柔道精神を理解し、社会規範を遵守していること。
⑤日本オリンピック委員会のドーピング防止規程にある日本代表選手としての資格を満たしていること。
5-2 全日本の代表選手は、日本の柔道家の中から日本代表として選抜された選手であり、日本の柔道を代表するに相応しい言動と態度をしめさなければならない。
6. 代表選手発表の通知および手続き
6-1 代表決定後、速やかに強化委員長および両監督は代表選手および補欠の発表を行う。その際、必ず選考理由についての説明を行う。
6-2 最終選考結果については、所属、選手に対して選考後に代表選手選考の通知をする。当該大会に出場資格のある選手は、強化委員長に対し選考決定に関する説明を求めることができる。
7. 大会以前の代表選手交代(撤回)
7-1 以下の事例の場合は、代表選手発表後であっても、全柔連は当該選手を代表として認めない権利を有する。
① 選手が大会のための準備不十分または、合宿に十分に参加しなかった場合。(強化選手としての全日本の活動に対する参加と態度が不十分な場合)
② 体重の管理に問題がある場合。
③ 負傷や疾病により大会出場が医学的に相応しくない場合。
④ 5-1 の④、⑤および 5-2 に示すような日本選手団の一員としての適格性に欠ける違反をした場合。(日本選手団の一員として相応しい人格、言動、態度。柔道精神を理解し、社会規範を遵守すること等)
7-2 医師の診断
当該選手に対し、試合に出場できるか否かを見極めるために全柔連の指定する医師の診断を受けるよう要求することができる。この診断では、負傷や疾病の状態が、選手が試合に出場しても構わないものなのか、あるいは医学的見地から選手自身に危険があったり、他の選手や関係者、観客にまで影響が及ぶのか等(例えば、伝染病等)の判断に基づき、この時点での出場の可否を強化委員会において決定する。
7-3 代表を撤回された場合、選手の交代が可能であるならば、補欠選手を充てることができる。
8. 異議申し立ての根拠と権利
8-1 選考結果に対する異議申し立ては、選考が基準の手続きに則って行われていないこと、または選考過程で情実が行われた場合にのみ、行うことができる。
8-2 6-2 の強化委員長からの説明に納得できない場合は、選手は JSAA(公益財団法人日本スポーツ仲裁機構)に異議申し立てをする権利を有する。全柔連は JSAA による仲裁を応諾する。
9. 異議申し立ての方法と判断
異議申し立ては JSAA の「スポーツ仲裁規則」に従って行われ、JSAA の決定を最終判断として、両者はこれに従うものとする。
リオデジャネイロ2016 出場資格
国際柔道連盟(IJF)より、第31回オリンピック競技大会柔道競技の出場資格が発表されました。下記ご確認ください。
A. 競技種目(14)
男子(7階級) -60kg、-66kg、-73kg、-81kg、-90kg、-100kg、+100kg
女子(7階級) -48kg、-52kg、-57kg、-63kg、-70kg、-78kg、+78kg
B. 選手定数
1.柔道の合計人数
出場資格枠 | 開催国枠 | 三者委員会招待枠 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
男子 | 214 | 7 | 20 | 386 |
女子 | 138 | 7 | ||
合計 | 352 | 14 | 20 | 386 |
2.各NOCの最大選手数
NOC別定数 | 各階級の細かな定数 | |
---|---|---|
男子 | 7 | 1階級につき1選手 |
女子 | 7 | 1階級につき1選手 |
合計 | 14 | – |
3.定数枠の配分方法
定数枠は選手の名前によって(選手個人に)割り当てられる。
しかしながら、IJFランキングリストの直接的な出場資格制度により、あるNOCが2016年5月30日時点で世界ランキングの22位以内に男子選手2名以上を持っている、もしくは同じく2016年5月30日時点で女子14位以内に女子選手2名以上を持っている場合、そのNOCがどちらの選手を出場させるか決めることができる。
C. 選手の出場資格
すべての選手は、現オリンピック憲章の条項に則っていなければならない。これには規則41(競技者の国籍)を含むが、それのみに限定されない。オリンピック憲章に則っている選手のみがオリンピックに参加することができる。
年齢条件:リオ2016オリンピックに参加するすべての選手は、2001年12月31日以前が誕生日であること。
D. 出場資格選考制度
出場資格枠
2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリストが、352枠を割り振るために使用される。
枠数 | 出場資格選考方法 | ||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
252 | 直接的な出場資格枠 (154) 男子:計7階級の上位各22名(22カ国、22名)の選手を、2016年5月30日時点の世界ランキングリストの上位から直接選出する。各NOCから各階級最大1名まで (98) 女子:計7階級の上位各14名(14カ国、14名)の選手を、2016年5月30日時点の世界ランキングリストの上位から直接選出する。各NOCから各階級最大1名まで2016年5月30日時点で世界ランキングの22位以内に男子選手2名以上を持っている、もしくは同じく2016年5月30日時点で女子14位以内に女子選手2名以上を持っているNOCは、そのNOCがどちらの選手を出場させるか決めることができる。 |
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100 | 大陸の出場資格枠 追加で100名の選手が、大陸別の2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリストにより、以下の手順に従って直接選出される。 ・2016年5月30日時点の世界ランキングリストを基に、すべての階級と性別を交えて、その大陸のすべての選手を対象とした各大陸のランキングリストを作成する。 ・以下の大陸枠数に従い、大陸のランキングリストにおいて高得点の選手が出場資格を獲得する。
・すべての階級、性別において、各NOCから大陸の出場枠を獲得することができるのは、最大1名の選手まで。 |
開催国枠
開催国に男女各階級1枠、計14枠が与えられる。
三者委員会招待枠
リオ2016オリンピックにおける三者委員会招待国枠(ワイルドカード)は、条件を満たしている20の国に与えられる。
国際オリンピック委員会は、条件を満たしているすべてのNOCに対して、三者委員会招待枠に申請するよう案内をする(日程は未定)。当該スポーツの出場資格獲得期間終了後、三者委員会は、文書によって、関係するNOCに対し、招待枠の割り当てを確認する(日程は未定)。
三者委員会招待枠の詳細情報は、“リオ2016 三者委員会招待枠-割り当て手順”に掲載されている。
E. 出場枠確定までのプロセス
2016年6月10日までに、IJFはIJF公式ウェブサイト(http://www.intjudo.eu/main.php)に2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリストを発表し、各NOCに割り当てられる枠について通知する。その後、14日間以内に、H. 出場資格選考日程に記載の通り、割り当てられた枠を使用するかどうか各NOCの回答を確認する。
F. 未使用の出場枠の再配分
未使用の出場資格獲得枠再配分
もしNOCが割り当てられた枠の確認を期限までに行わなかった場合、もしくは、そのNOCにより出場枠を使用しないとの連絡を受けた場合、それらの枠は以下の通り再配分される。
・その選手が直接の出場資格制度によって出場資格を獲得している場合、その出場枠は、2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリストで、大陸に関係なく、同じ階級の次の順位に相当する選手に割り当てられる。ただし、一つのNOCから各階級1名の選手という最大人数は順守される。
・その選手が大陸の出場資格制度によって出場資格を獲得している場合、その出場枠は、大陸ごとのランキングリストに基づき、階級に関係なく、その大陸内において次の順位に相当する選手に割り当てられる。ただし、これには以下の条件を満たしていなければならない。
・すべての階級、性別において、各NOCから最大1名の選手までが大陸の出場枠を獲得することができる。
・大陸枠による出場資格を獲得することができるのは、各大陸から各階級2名の選
手まで。
・各大陸における男女の定数は、D. 出場資格選考制度に示されている通り、順守されなければならない。
・ある大陸がすべての出場枠を使いきれない場合、残りの枠は、2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリストに基づき、同じ性別でまだ出場資格を獲得していない順位の一番高い選手に割り当てられていく。ただし、各NOCから各階級最大1名の選手まで。
未使用開催国枠の再配分
もし開催国が割り当てられた出場枠を使用しない場合、直接的な出場資格制度の未使用出場資格枠の項目で述べられている手順により、再配分を行う。
未使用三者委員会招待枠の再配分
もし三者委員会が三者委員会招待枠の出場枠を割り当てられない場合、2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリストに基づき、性別及び階級に関係なく、まだ出場資格を獲得していない順位の一番高い選手に割り当てられていく。ただし、各NOCから各階級最大1名の選手まで。
G. 出場資格選考日程
2014年5月30日~2016年5月29日 出場資格獲得対象期間
(すべての大会情報はIJFカレンダーを参照のこと)
三者委員会招待枠 申請締切日 各NOCによる三者委員会招待枠 申請締切
2016年6月10日 2016年5月30日時点のIJF世界ランキングリスト発表
2016年6月10日 IJFは各NOC及びNFに対して、その国の選手に割り当てられた出場枠について通知する。
2016年6月24日 各NOCはIJFに対して、自国の選手に割り当てられた出場枠使用の確認をする。
三者委員会招待枠 確認締切日 三者委員会は、関係するNOCに対して、招待枠の割り当てを文書によって確認する。
2016年6月25日~2016年7月17日 IJFはすべての未使用出場枠の再配分を行う。
2016年7月 18日 リオ2016オリンピック エントリー締切