次世代の日本代表を担う選手たち、各階級8名(男女超級は12名)が、大阪府立門真スポーツセンター東和薬品RACTABドームにて、熱い試合を繰り広げられた。
昨年優勝者の阿部詩(夙川学院高校2年)、素根輝(南筑高校2年)などが、すでにシニアで活躍するなど、柔道ファンが見逃すことのできない、今後の大躍進が期待できる選手発掘の大会でもある。
結果
55kg
優 勝 鷲見 仁義(札幌山の手高校2年)
準優勝 田中 祥(長崎南山高校1年)
鷲見仁義(札幌山の手高校2年)と田中祥(長崎南山高校1年)の決勝は、両者ゆずらない中、内股で「技あり」をとり、鷲見が初優勝を決めた。鷲見は今大会初戦から送足払、肩車、内股と全て本戦で「技あり」をとっての試合は見ごたえがあった。
60kg
優 勝 近藤 隼斗(佐賀工業高校1年)
準優勝 太田 風和(作陽高校3年)
近藤隼斗(佐賀工業高校1年)と太田風和(作陽高校3年)の決勝は、太田の裏投げを冷静に大内刈で切り返し、見事な「一本」。初戦より送足払、内股、大内刈と全て「一本勝ち」で圧倒的な強さが際立った近藤が初優勝を決めた。
66kg
優 勝 桂 嵐斗(長崎日本大学高校2年)
準優勝 若狭 智也(鶴来高校2年)
桂嵐斗(長崎日大高校2年)と若狭智也(鶴来高校2年)の決勝は、開始早々、桂の内股が見事に決まり「一本」を宣告。その直後ケアシステムでの確認が行われ、新ルールに則り、若狭のブリッジ「反則負け」と訂正があり、技にキレのある桂が初優勝を決めた。桂は決勝以外、内股による「一本勝ち」で観客を魅了した。
73kg
優 勝 中橋 大貴(大成高校2年)
準優勝 柳沼 毅(国士舘高校2年)
昨年今大会準優勝の中橋大貴(大成高校2年)と柳沼毅(国士館高校2年)の決勝は、序盤より中橋が攻め続けポイントこそ無かったが、柳沼に3つ目の「指導」で「反則負け」。中橋が念願の初優勝を決めた。
81kg
優 勝 賀持 喜道(桐蔭学園高校2年)
準優勝 板東 虎之輔(木更津総合高校2年)
賀持喜道(桐蔭学園高校2年)と坂東虎之輔(木更津総合高校2年)の決勝は、序盤より試合を制していた賀持。ゴールデンスコア突入後、坂東に3つ目の「指導」で「反則負け」。賀持が初優勝を決めた。
90kg
優 勝 村尾 三四郎(桐蔭学園高校2年)
準優勝 大西 陸斗(大成高校2年)
村尾三四郎(桐蔭学園高校2年)と大西陸斗(大成高校2年)の決勝は、開始より村尾のペースで試合が進み、中盤相手のスキをうまくコントロールし、横四方固で「一本」。初優勝を決めた。村尾は全試合合わせても5分6秒と圧倒的な強さを見せつけた。
+90kg
優 勝 斉藤 立(国士舘高校1年)
準優勝 千野根 有我(桐蔭学園高校2年)
斉藤立(国士館高校1年)と千野根有我(桐蔭学園高校2年)の決勝は、本戦よりお互い掛けつぶれることなく攻めるも、斉藤ペースで試合が進み千野根に「指導」2つ。ゴールデンスコア突入後、斉藤が立て続けに攻め千野根がつぶれたところをうまくコントロールし、横四方固で「一本」。初優勝を決めた。
44kg
優 勝 久保井 仁菜(京都文教高校2年)
準優勝 河端 悠(大成高校1年)
昨年今大会準優勝の久保井仁菜(京都文教高校2年)と河端悠(大成高校1年)の決勝は、久保井の背負投からの小内刈が決まり「技あり」。そのまま肩固で仕留め、念願の初優勝を決めた。久保井は全試合、得意の寝技で「一本」をとり、「寝技の久保井」を印象付けた。
48kg
優 勝 渋谷 舞(東海大学付属静岡翔洋高校2年)
準優勝 渡邉 愛子(横須賀学院高校2年)
渡邉愛子(横須賀学院高校2年)と昨年覇者の渋谷舞(東海大付属静岡翔洋高校2年)の決勝は、序盤より渡邉がよく攻め渋谷に「指導」2つ目が与えられた直後、渋谷の反撃が始まり小外刈で「技あり」をとると、続けて渡邉の小外掛に大内刈で切り返し「技あり」。この「技あり」が「一本」に訂正になり、渋谷が唯一の大会連覇を達成した。
52kg
優 勝 小林 未奈(大成高校2年)
準優勝 中村 愛香莉(藤枝順心高校2年)
中村愛香莉(藤枝順心高校2年)と小林未奈(大成高校2年)の決勝は、両者決め手がないままゴールデンスコアに突入。両者「指導」2つと追い込まれ激しい攻防の末、小林の払巻込が決まり「1本」、初優勝を決めた。
57kg
優 勝 中矢 遥香(新田高校2年)
準優勝 古賀 ひより(創志学園高校2年)
古賀ひより(創志学園高校2年)と中矢遥香(新田高校2年)の決勝は、本戦で古賀の技が決まりかけたがポイントにならずゴールデンスコア突入。直後タイミングよく入った中矢の大内刈が決まり「一本」。初優勝を決めた。
63kg
優 勝 嘉重 春樺(東大阪大学敬愛高校3年)
準優勝 結城 彩乃(富士学苑高校2年
結城彩乃(富士学苑高校2年)と嘉重春樺(東大阪大敬愛高校3年)の決勝は、試合開始より結城がよく攻めるも決めきれず、終盤嘉重の組み際の背負投が決まり「技あり」。初優勝を決めた。嘉重は初戦より本戦にてしっかりポイントをとっての勝ち上がりで地力を見せつけた。
70kg
優 勝 新名 寧々(夙川学院高校2年)
準優勝 松本 りづ(大成高校1年)
新名寧々(夙川学院高校2年)と松本りづ(大成高校1年)の決勝は、両者技が決まりかけるもポイントにならずゴールデンスコアに突入、直後新名が立て続けに攻め込むと、松本に3つ目の「指導」で「反則負け」。新名が初優勝を決めた。この日新名は全てゴールデンスコアに突入後逆転勝ちで決勝に進み、全試合合わせて19分46秒の死闘をものにし、底力を見せつけた。
+70kg
優 勝 吉峰 芙母絵(夙川学院高校2年)
準優勝 長谷川 瑞紀(夙川学院高校2年)
決勝は吉峰芙母絵(夙川学院高校2年)と長谷川瑞紀(夙川学院高校2年)の同門対決となった。前半長谷川ペースも技が決まらず、両者ゆずらない中、後半吉峰がペースをつかみ払巻込が決まり「技あり」、同門対決を制し初優勝を決めた。
組合せ
・こちらから(PDFファイル)
※4/3選手変更有
女子57kg級 浦 明澄 ⇒ 百田 久佳(藤枝順心高校1年)
男子90kg超級 塙 元輝 ⇒ 井上 直弥(天理高校1年)
女子48kg級 溝口 愛歌 ⇒ 山口 さき(富士学苑高校1年)
女子48kg級 芳田 真 ⇒ 新城 凜子(豊見城高校3年)
女子70kg超級 藤猪 千夏 ⇒ 谷地 望(東北高校1年)
選手・関係者の方へ ※必ず下記ページをご確認ください
・国際柔道連盟試合審判規定改正に伴う国内大会への適用について 更新情報(17.3.21)
本大会のドーピング検査事業は、スポーツ振興くじの助成金を受けて実施しております。
大会要項
趣旨 | 平成29年度全日本カデ強化選手を選考する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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日時 | 平成29年4月9日(日)10時00分開会 16時00分閉会予定 | ||||||||||||||||||||||||||||||
会場 | 東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター) サブアリーナ (大阪府門真市三ツ島308-1 Tel:072-881-3715) ※旧「なみはやドーム」 |
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主催 | 公益財団法人全日本柔道連盟 | ||||||||||||||||||||||||||||||
主管 | 大阪府柔道連盟 | ||||||||||||||||||||||||||||||
後援 | 公益財団法人講道館、朝日新聞社、大阪府、大阪市、大阪市教育委員会、公益財団法人大阪体育協会、大阪市体育協会 | ||||||||||||||||||||||||||||||
出場資格 |
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実施階級 | 男子:55kg級、60kg級、66kg級、73kg級、81kg級、90kg級、90kg超級 女子:44kg級、48kg級、52kg級、57kg級、63kg級、70kg級、70kg超級 |
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組合せ | 3月下旬に掲載予定 | ||||||||||||||||||||||||||||||
試合方法 |
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ドーピング検査 |
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その他 |
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大会日程 |
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過去の大会記録 | 平成23年~[PDF] |