近年、中学生大会等におきまして、絞技により絞められた選手が絞め落ちし痙攣するケース、あるいは蘇生中に頸椎損傷を起こすケースが報告されており、絞め落ちした選手の精神的・肉体的なダメージが大変懸念されるところであります。
そこで、本連盟では大会事業員会・審判委員会・強化委員会・医科学委員会・柔道事故総合対策委員会の各委員会で検討し、1月24日に開催した第7回臨時理事会にて、発育発達段階における事故防止の観点や柔道のマイナスのイメージを払しょくするため「少年大会特別規程」を添付の通り改定し、
中学生の試合においては、絞技を禁止とし、施した場合には「指導」とすることにしました。
この規程は2022年4月1日以降の大会から適用することといたします。
関係各団体におかれましては、以上の趣旨をご理解戴き、各団体関係者及び選手への啓発・ご周知をお願い申し上げます。