第4回全日本男子強化合宿(味の素トレーニングセンター)
2009年9月18日(金)午後より、東京都北区にある、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて第4回全日本男子合宿がスタートした。
今年8月に行われた世界選手権大会代表の内柴正人選手(旭化成)、棟田康幸選手(警視庁)は怪我により不参加ながら、他の世界代表5名とナショナルチーム、シニア強化選手が参加。2008年1月の全日本合宿(沖縄)以来という野村忠宏選手(ミキハウス)や、鈴木桂治選手(国士舘大)なども参加している。
世界選手権大会で金メダルゼロに終わった全日本男子チームとあって、篠原監督は一層厳しい表情で選手たちの稽古を見つめていた。
19日午後は、報道陣に公開され、篠原監督は「18日の集合の際に、結果がすべて。そのためには厳しくし追い込んでいく」と宣言。また併せて「女子で行っているトレーニングを取り入れるなどして、基礎体力をつけ、一本を取れる技を身につける強化をしたい」と話すように、若手選手へも「練習相手ではない、付き人でもない。代表になりたいならば、畳の上では先輩後輩は関係ない、闘争心をむき出してほしい」と活を入れた。
また篠原監督より、10月にアゼルバイジャンで行われる、ワールドカップ バグー大会に、60㎏級の野村忠宏選手、66㎏級から73㎏級に階級変更した秋本啓之選手(了徳寺学園職)を派遣すると発表した。野村選手は「(試合の)ブランクもある、試合で学べるものもや学ぶこともあるので大事な試合だと思っている」とコメントした。
合宿は23日(水)午前中まで同所で行われる。