本日開催された理事会において、ブランディング戦略推進特別委員会(委員長は井上康生氏で、対外呼称はチーフストラテジーオフィサー)の設立が決議されました。以下概要と合わせご連絡いたします。
記
■委員会名称
ブランディング戦略推進特別委員会
東京2020オリンピックでの日本柔道の躍進を競技普及に繋げるため、幅広い層が柔道に触れる機会を創出するとともに、選択肢や価値観が多様化する現代社会において柔道が持つブランドを定義、確立し、競技の魅力を戦略的に発信することで競技人口やファンの増加を目指す。多岐に渡る施策の検討ならびに実行にあたり、各専門委員会の所管事項を横断的に調整する必要があるため、新たに特別委員会を設立の上で各施策を推進する。
■事業内容
柔道の現代社会における役割や提供しうる価値を定義し、幅広い層に理解される明確なコンセプトを開発する。また、国内大会の振興のため、本格的な動画コンテンツの制作および発信を行い、将来の金メダリスト候補が数多く出場する国内大会の魅力を発信するとともに、撮影、制作した映像を連盟の資産として管理し、将来に亘って多方面に活用する。その他、各専門委員会と連携の上で柔道の価値を浸透させていくために必要な事業を検討し、推進する。
■委員構成
副委員長および委員は男女バランスを考慮の上、柔道未経験者を含め人選し、委嘱後HP上に公開する。
■任期
他委員会と合わせ2021年12月末までとするが、次期も原則同じ委員長・副委員長構成で理事会に諮る。
【井上康生チーフストラテジーオフィサーのコメント】
柔道には心と体を強くすることはもちろん、子供からお年寄り、女性、障がいをお持ちの方々など、幅広い層が楽しみ、親しんでいただける魅力があります。
この委員会では、その柔道が、選択肢や価値観が多様化する現代社会において、改めてどのような役割を担い、価値が提供できるのか、様々な意見を聞きながら、「する」だけでなく、「みる」「ささえる」人を増やしていくためのアクションの実行、コミュニティの形成を通じての社会貢献を目指していきたいと考えます。