《Judo for Tomorrow》 タンザニアへのリサイクル畳・柔道衣供与
全日本柔道連盟では、学生指導ボランティアの派遣や、途上国へのリサイクル柔道衣・畳等の資材を供与する活動を行っております。今回は現地からの要請を受け、タンザニアへ【リサイクル畳167畳】と【リサイクル柔道衣50着】を送らせていただきました。
現地、タンザニア柔道協会より感謝状が届きました。(以下和訳)
公益財団法人 全日本柔道連盟
会長 宗岡 正二 様
畳および柔道衣の寄付に対する感謝状
タンザニア柔道協会は心から感謝し、この礼状を書かせて頂いています。私たちが貴団体へ畳と柔道衣の寄付をお願いして三か月後、貴団体は速やかに私たちへ援助をしてくださいました。それは私たちの必要な物をご理解いただいた、素晴らしい援助でありました。
タンザニア柔道連盟は長い間、畳と柔道衣の不足に直面していました。しかしこの度、貴団体より畳167枚と柔道衣50着をご提供いただいたおかげで、私たちは選手のパフォーマンス向上と怪我のリスクを軽減させる事が出来るようになりました。
サポートを頂き、本当にありがとうございました。貴団体の援助はタンザニア柔道の発展に繋がると信じています。タンザニア柔道協会と全てのタンザニアの柔道クラブは、貴団体からの畳と柔道衣の援助に心から感謝し、重ねてお礼申し上げます。
タンザニア柔道協会 事務局長
INNOCENT J. MALLYA
正規の柔道畳がない国では、ゴムマット等の「代替品」で柔道をしている国もたくさんあります。しかし、衝撃を十分に吸収しないこと、表面が平らでないこと等、安全面の懸念もあり、なかなか正しい柔道の普及に繋がり辛いといった現状もあります。
柔道衣や畳の不足など、十分に柔道ができる環境が整っていない国々からこの活動への期待が高く、今後も積極的に実施していきたいと考えています。