本連盟におきましては、海外の柔道衣を必要としている国や地域へ柔道衣を届ける活動「リサイクル柔道衣支援事業」を行っております。
ザンジバル柔道連盟からの依頼を受け、NPO法人JUDO’s様と合同で贈与した200着のリサイクル柔道衣が、無事に現地へ到着しました。
【島岡強氏からのメッセージ】
「全日本柔道連盟と、NPO法人JUDOs の皆様からご支援いただいた柔道衣は、ザンジバルの道場でも大切に使わせていただきます。練習を真面目にすることで、選手に選ばれて、島内で活躍したり、国内の試合に参加するチャンスを得たり、ナショナルチームに選ばれて、タンザニア本土や、海外遠征に行ったりなど、柔道をすることで世界や将来へ希望がつながることを願ってやみません。」
※島岡強氏・・・ザンジバルにおける柔道を「国を代表するスポーツ」にまで育て上げた日本人柔道家。約10年間にわたる青空道場での指導経験を経て、現地の人々との信頼関係を築き上げてきました。島岡氏は、「ティンガティンガアート」と呼ばれる芸術を日本に紹介する活動等を通して、タンザニアの文化を世界へ発信する取り組みも行っています。
【タンザニアの青少年文化芸術体育省(Ministry of Youth Culture Arts and Sports)からの感謝状】
Ministry of Youth Culture Arts and Sports.pdf
(以下内容の和訳です)
感謝状
青少年文化芸術体育省は、全日本柔道連盟およびNPO法人JUDOsの皆様が、ザンジバル柔道連盟へ200着の柔道衣をご支援してくださったことに対して、心から御礼申し上げます。この度いただいたご支援は、ザンジバル柔道連盟、青少年文化芸術体育省、ザンジバル政府にとって非常に価値あるものであり、ザンジバルにおける柔道の発展を大きく後押しする力になると信じています。今後ともこのような支援をいただけることを切に願っております。継続的なご支援に感謝申しあげます。
【その道は一本 ~柔道が世界をつなぐ~】
ザンジバル島においては、日本人指導者である島岡 強氏が長年に渡り柔道指導を行っており、その様子は「その道は一本 ~柔道が世界をつなぐ~」でも紹介しております。
島岡氏のインタビュー記事はこちらよりご覧いただけます。
・HP:https://www.judo.or.jp/p/53345
・NOTE:https://note.com/ajjf_contents/n/n479e31bd0c3f
島岡氏の動画はこちらよりご覧いただけます。
「その道は一本 ~柔道が世界をつなぐ~」とは、10月28日のWorld Judo Day(嘉納治五郎師範の生誕日で、世界中で柔道の価値を祝う日)に向け、世界各国で柔道の指導に携わる日本人柔道家の皆様にお話を伺うインタビュー企画です。
全13回に渡り、インタビューの内容を記事と動画の形式にて発信しております。
また、同インタビューの中でお話しいただいたケンゲジャの柔道場が、2020年11月末に完成したという嬉しいお知らせも届きましたので、合わせてご報告いたします。
これまで青空道場で柔道を練習してきた練習生たちの献身的な手伝いのおかげで、約8カ月の年月を経て無事完成したということです。本道場は、「ケンゲジャオオヤマ道場」と名付けられ、2020年11月末に落成式および記念試合が盛大に執り行われました。
ザンジバル柔道連盟Facebookリンク:
https://www.facebook.com/Zanzibarjudo/