公益財団法人全日本柔道連盟(所在地:東京都文京区、会長:山下泰裕、以下 AJJF)と公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(所在地:東京都北区、会長:鈴木秀典、以下 JADA)は、スポーツの基盤となる「フェアネス(公平さ・公正さ)」の推進を目的とし、ロールモデルアスリートによるメッセージを収録した「FAIR PRIDE アスリートインタビュー」を協働して制作いたしました。
田代 未来選手へのインタビューの様子
本動画では、柔道競技の田代未来選手(リオデジャネイロオリンピック女子63kg級代表)に参加頂き、以下の内容についてメッセージを収録しています。
- 柔道の魅力と次世代のアスリートたちへ伝えたいこと
- アスリートに必要なアンチ・ドーピングに臨む意識と行動
AJJFとJADAは、本動画を通して、社会に広く、アンチ・ドーピングとアスリートのメッセージを届けます。そして、スポーツに関わるすべての人たちが、互いに尊重し合いながらフェアネスの精神にプライド(信念・誇り)を持って参画するアンチ・ドーピング活動の推進と、フェアでクリーンな環境でうまれるスポーツの価値の発展に貢献して参ります。
≪特設URL≫ https://www.realchampion.jp/fairprideinterview/
山下泰裕 全日本柔道連盟(AJJF)会長コメント
この度、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)様が制作された「FAIR PRIDEアスリートインタビ ュー」に、柔道界より田代未来選手が出演し、協働してクリーンなスポーツへのメッセージを発信できたことを心より喜ばしく思います。スポーツ選手のドーピング行為は、該当者だけの問 題ではなく、共に戦った仲間や相手選手、監督・コーチを初めとする指導者やアントラージュ の方々、ご家族・友人たちの心を深く傷つけ、さらに広い視点でとらえれば国民に対する裏切 り行為とも言えるものです。しかし残念なことにドーピング行為はなくなるどころか、後を絶ちま せん。今回、ひとりでも多くの方がこの動画をご覧になり、アンチ・ドーピングの大切さについ てご理解を深めていただければ、事態は一歩前進するものと思います。田代未来選手の柔道 にかける情熱と潔さは、必ずや次世代のアスリ―トのフェアネス精神に訴えかけるものがあると確信しております。
浅川 伸 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)専務理事コメント
この度、全日本柔道連盟様にご協力を賜り、「FAIR PRIDE アスリートインタビュー」の制作とその発表ができることを非常に喜ばしく思います。このFAIR PRIDE アスリートインタビューでは、アスリート自身が競技人生を通して培ったアンチ・ドーピングに対する考え方や行動、次世代のアスリートへのメッセージを発信しており、アスリートに限らず、スポーツに関わるすべての人たちが、スポーツのフェアネスに対して、改めて同じ認識を共有できるものと信じております。また、本動画は、柔道連盟様以外の競技団体でも活用して頂けるものになっております。2019年、2020年と国内におけるスポーツへの気運が高まる中、スポーツを成り立たせる土台としての「フェアネス」の精神を、ひとりひとりの心に宿し、よりよい社会の実現を目指す活動が、競技種目や、スポーツの枠を超えて、社会全体に広がるムーブメントとなることを目指して参ります。
【公益財団法人全日本柔道連盟】
■名称:公益財団法人全日本柔道連盟
■所在地:東京都文京区春日1丁目16番30号講道館内
■代表者:会長 山下泰裕
■URL:https://www.judo.or.jp/
【公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構】
■名称:公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構
■所在地:東京都北区西が丘 3-15-1 国立スポーツ科学センター内
■代表者:会長 鈴木秀典
■URL:https://www.playtruejapan.org/
<本リリースに関する問合せ先>
公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構
教育・国際部 教育・情報グループ
電話:03-5963-5708/Email:eig@playtruejapan.org