11月16日(土)に7回目となる女子柔道意見交換会をオンライン形式で開催し、42の都道府県から60名の女性代表者が出席しました。本事業は都道府県において女性が中心となる活動の活性化や、各地のネットワーク構築、女性リーダーの養成等を目的に開催しています。
前半の講演は、本連盟の石井淳子副会長が講師となり、「柔道界における女性の活躍推進と日本柔道の発展に向けて」のテーマで行われました。
内容については、まず全日本柔道連盟における女性の活躍推進の現状と他のスポーツ団体との比較に関する説明がなされました。また、柔道の発展と女性柔道家への期待、そして未来を創る出席者に期待することについて分かり易くメッセージを送られました。
出席者からは、「女性リーダーとしてだけではなく、人と関わっていく中で大切にするべきことを改めて考えさせられた」、「次の世代を担う後輩がより良い環境で柔道を続けられるよう、努力したい」等、前向きなコメントが多数寄せられました。
後半のグループディスカッションは、「都道府県下での女子柔道振興事業における課題と対策」のテーマに基づき、10グループに分けて意見交換を行いました。活発な議論が展開され、各グループから今後の取り組みや方針等について前向きな意見や提案がなされました。
今後も女子柔道意見交換会の在り方やテーマをより良くなるよう検討し、継続して開催していきたいと考えています。