会員登録
取材・
肖像使用
賛助会員

文字サイズを変更する

サイト内検索

お知らせ

【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.148:岩田奈那子さん

プロフィール

岩田 奈那子(いわた ななこ)1993年 神奈川県生まれ
会社員
講道館柔道女子参段

主な戦績
2013年 全日本学生柔道体重別選手権大会 57kg級 5位
2013年 全日本学生柔道体重別団体優勝大会 2位

こんにちは。岩田奈那子と申します。この度ご縁があり平岡拓晃さんからお声がけ頂きました。JJ Voice執筆という大変素晴らしい機会を頂きましてありがとうございます。私はこちらに執筆されている方々のような輝かしい経験はありませんが、私の経験をお話しできればと存じます。

簡単に私の経歴を先に記載致しますと、東海大学卒業後、一般IT企業に就職、カナダのトロントに語学留学、その後日本に戻りましたが再度海外就職、現在はマレーシアの首都クアラルンプールに住んでいます。

大学卒業後、就職してから留学することを決めた理由は、大学時代に数多くの国のナショナルチームの方々が大学に練習に来た際に、「もっとコミニュケーションが取れたらよかったな」と思ったことです。自分の資金の中で行くためにも働くことは必須でしたし、帰って来てから就職するとなった時のことも考えて3年就職後、渡航することに決めていました。
柔道で培った考え方なのか、なにかをする前に挑戦することをやめたり、挑戦したことに対して一生懸命取り組まず、後々になって「やっておけばよかった」と後悔したくないと思い、やってみようという思いで渡航しました。

実際に海外生活をしてみると、想像しているようなキラキラしたものではなく、特に最初の半年は勉強はもちろん、外国人としてその国で生きるために必死でした。そんな中でも近くの道場で作った友達の存在が心の支えとなりました。海外生活で友達がいない時、英語が話せない時、柔道で出会った仲間がたくさん助けてくれました。一緒に練習したり、練習の後にご飯を食べに行ったりとたくさんの方々と関わりを持てました。柔道が共通言語だと感じました。

現役の学生や社会人として柔道に取り組んでいる方々や、引退後も柔道に関わり海外に目を向けている方々には、是非一歩を踏み出してほしいと思います。日本の柔道の素晴らしさは承知していますが、国外に出ることで自分自身が大きく成長できることも実感できると思います。自立や自主性を持って積極的に行動しなければ成長はありませんが、そのチャレンジが大きな学びにつながると思います。
様々な意見があるかと思われますが、私個人としては、現地の言葉を覚えることがとても重要だと考えています。言語は文化そのものであり、その言語でしか表せない表現や考え方を知ることができます。もちろん最初から完璧である必要はなく、言葉が不安でも挑戦してほしいです。技術は目で見て伝えられることも多く、案外なんとかなるものです。興味がある方は、自分で調べたり、経験のある人に聞いてみたりするのもいいかもしれません。柔道の普及や技術指導も大切ですが、柔道を通じて学んだことをいかし、是非自分の世界を広げて欲しいです。

拙い文章ですが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

グランドスラム東京2024

協賛SPONSOR

オフィシャルパートナー

オフィシャルスポンサー

MIZUNO
近畿日本ツーリスト

オフィシャルサプライヤー

東洋水産
セイコー
コマツ
三井住友海上火災保険株式会社
日本航空
大塚製薬アミノバリュー
JR東日本
シミズオクト
大和証券
みずほフィナンシャルグループ
vtec
airweave
羽田タートルサービス
旭化成株式会社
日本エースサポート
ジャパンエレベーターサービス
センコー株式会社

オフィシャルサポーター

ALSOK
Nippon-Express
TPR
MAMEZOU K2TOP HOLDINGS
北修

公認スポンサー

伊藤超短波株式会社
株式会社九櫻
ベステラ株式会社

推薦スポンサー

フジタス工業株式会社
懐石料理 青山
JR九州
トップアスリートのための暴力・ハラスメント相談窓口
スポーツくじ
GROWING
スポーツ振興基金
競技力向上事業(JAPAN SPORTS COUNCIL)
アンチ・ドーピング
ドーピング通報窓口
NO!スポハラ
Sport for Tomorrow