【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.141：相場友理子さん

相場　友理子（あいば　ゆりこ／旧姓：中里）　1991年　埼玉県生まれ　
埼玉県川口市立西中学校　保健体育科　柔道部顧問　
講道館柔道女子四段

主な戦績
2005年　全国中学校柔道大会　女子団体戦 優勝、63kg級 準優勝　
2008年　金鷲旗高校柔道大会　女子団体戦 優勝、インターハイ 63kg級 第3位
2012年　全日本学生柔道優勝大会　女子団体戦 優勝

主な指導歴
2021年　全国中学校柔道大会　女子団体戦 第5位、個人戦57kg級 準優勝、63kg級 優勝
2022年　全国中学校柔道大会　女子団体戦 準優勝、個人戦 57kg級 第5位、63kg級 優勝
2023年　全国中学校柔道大会　女子団体戦 第5位、個人戦40kg級 優勝、70kg超級 第5位

菅原歩巴先生よりご紹介いただきました、相場友理子と申します。
この度は、JJ Voiceのリレーコラムの依頼をいただき、大変光栄に思っております。ありがとうございます。
菅原先生は埼玉栄高校時代、私の一学年後輩にあたります。高校時代から真面目でストイックに稽古に取り組む姿勢は、先輩の私から見ても尊敬していました。菅原先生との一番の思い出は金鷲旗決勝戦です。
前年度優勝の敬愛高校相手に、菅原先生が相手エースを止めて優勝を決めてくれました。
教鞭をとりながら全日本選手権出場など選手として頑張っていた菅原先生の姿に刺激を受け、私も日々指導にあたっております。
ふくらはぎを触る、ゲン担ぎ？？笑　そんなことありましたね！笑
菅原先生、現役生活お疲れ様でした。

前置きが長くなりましたが、現在、私は母校である川口市立西中学校にて教員をしており、女子柔道部顧問をしております。
女子柔道の人口が減っている中、西中学校では、3年生4人、2年生1人、1年生2人、合計7人の部員で活動を行っております。
私自身、幸いにも中学、高校、大学と主将を任せていただき、中学の恩師、飯塚隆典先生には柔道の基本、人としての生き方。
高校の恩師、本松好正先生には勝ちに徹するための戦略方法。
大学の恩師、古賀稔彦先生、矢野智彦先生には主将としてチームをどうまとめるか。
それぞれのカテゴリでそれぞれの恩師の先生に沢山のことを学び、今に至ります。

私自身、人生における大きなターニングポイントとなったのが中学生活の3年間にありました。ですから、柔道部員はもちろん、その他生徒に対するときには生徒一人一人の将来を見据えて指導にあたっています。
現在の私を導いてくれたのは柔道を通じて出会えた、沢山の恩師の先生方のお陰です。
今後は、柔道を通じて教わってきたことを、少しでも日本柔道界に貢献できるよう尽力してまいりたいと思っております。
リレーは大学時代の先輩である、片桐夏海先生（現：環太平洋大学柔道部コーチ）にバトンパスさせていただきます。