柔道絵本の作成

 2020年8月,コロナ禍で多くの行事が中止となる中,また人口減少が進む中,京都府では柔道普及の取り組みとして,柔道絵本(①「ぼくはつよくなる!」と②「つよさのひみつ」)を学校や町道場に配布しました。
 その後2021年4月,京都府では女性柔道振興委員会が設置され,最初の取り組みとして,京都府少年少女チャンピオン大会時に柔道絵本③「じゅうどうのないしょばなし」の読み聞かせを行いました。3作目は「柔道をする目的」「柔道の魅力」についての内容となっており,試合前に実施する意味としては「勝利至上主義偏重の見直し」,「柔道の魅力の再確認」,「柔道新規入門者へのPR活動」が背景にあります。
 京都府柔道連盟は今後も絵本などを活用しながら,柔道の魅力を伝えていきます。

1.絵本作成の目的

柔道を始める子どもたちが増えること。
前向きな気持ちで頑張れること。
柔道をしている子どもたちの親御さんが,勝っても負けても子どもたちを誉めてあげられるようになること。
頑張ったあとの食事は,子どもたちの心身成長の源にあることを知ってもらうこと。
柔道の魅力を知ってもらうこと。

2.反響

柔道少年少女に限らず他のスポーツや日常生活のお手本になる。
子ども目線のタッチから自らの向上心が芽生える。
大人も反省させられる(保護者)。
何かしら子どもの柔道に向けた取り組みが積極的になった気がする。

3.柔道絵本作成者

京都府柔道連盟女性柔道振興委員
井上奈美(四段)華頂女子高等学校教諭

4.柔道絵本①②③のサンプルファイル共有

柔道絵本①『柔道のお話 ぼくはつよくなる』[PDF]
柔道絵本②『柔道のお話 つよさのひみつ』 [PDF]
柔道絵本③『柔道のお話 じゅうどうのないしょばなし』 [PDF]

京都府柔道連盟事務局長 吉田 進

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