柔道を専門としない教員対象の授業力向上支援講習会
期日 令和6年12月18日(水)
会場 島根県 江津市立青陵中学校
2024年12月18日、島根県江津市立青陵中学校において、中学校教員授業力向上講習会(柔道を専門としない教員対象の授業力向上支援講習会)を下記の公開授業及び授業研究、そして、授業力向上支援に係る講習会を江津市内4中学校の先生を対象に開催した。
*公開授業及び授業研究
〇単元名武道(柔道)第2学年1組・3組
・本時7/8膝車、大腰、体落としの投げと受け身
〇指導者 竹田圭汰先生(江津市立青陵中学校教諭)
〇授業協力者 佐々木一敬先生(江津市柔道連盟理事長)
〇学習者 2年1組・3組(男女共修男子12名、女子15名計27名)
〇指導講師 田中裕之先生(全日本柔道連盟普及振興部長)
〇地元講師 濵岡繁人先生(島根県柔道連盟教育普及委員会委員長)
〇参加者 江津市内4中学校より10名の参加
*授業力向上支援に係る講習会
〇参加者 江津市内4中学校より10名の参加
〇講師
田中裕之先生(全日本柔道連盟普及振興部長)
濵岡繁人先生(島根県柔道連盟教育普及委員会委員長)
〇参加者の感想、意見
・現在、柔道の授業展開中、明日からの授業に活かしたい。
・授業案に沿った丁寧な指導は、とてもよく理解できた。
・指導を参考に、安全に十分な配慮し、楽しい柔道の授業の創造をめざしたい。
・出来たら、継続した指導をお願いしたい。
・思考・判断・表現の評価について、参考になった。
・各技についての指導のポイントは、財産になった。
・市内4中学校を順番に指導していただきたい。
・言ったらやろうとする子どもの育成にポイントを置きたい。
・分かりやすい指導の表現、オノマトペを活用したい。
・主体的に取組む態度の評価について、とても有効かつ分かりやすい指導だった。
〇指導講評(箇条書き)
・主体的に学習に取組む態度について…指導と評価の一体化~粘り強い取組、学習の調整…理解したうえで、意思をもって発言、記述、行動をしようとしているか。
・ルーブリックの理解…この授業で生徒の何を育てるか
・武道はなぜ礼節を重んじるか…感謝の気持ち、尊敬の心
・相手を思いやり、他人とのよき関りを学べる…精力善用、自他共栄
・単元評価計画…生徒への評価計画の説明~意欲の向上
・真の教育とは(アインシュタイン)
教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。
そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること。それが、教育の目的といえよう。