まいんど vol.42 全日本柔道連盟
43/48

大会の様子9月15日、大会当日。風船などの装飾に彩られた大会会場に、前日とは違い少し緊張した表情の選手たちが入場してきました。今大会には全国20都道府県から過去最多となる69名が参加。障がいレベルと体重が同じになるよう、前日の交流練習会での練習の様子をもとに、24クラスに分けて試合を実施しました。昨年度より、試合をしている選手の関係者が最前列で試合を見られるよう「応援席」を設けました。また、通常の大会では「コーチ席」には指導者資格を持っている指導者しか座ることができませんが、この大会では知っている人が近くにいることで選手が安心して試合ができるよう「引率者席」として指導者資格の有無にかかわらず座れるようにしています。サポーター賞を実施選手たちは一所懸命に試合に臨んでいました。また、本大会に5回出場した選手の関係者に対し、本連盟よりサポーター賞を授与しました。この表彰は、ID柔道選手た第5回全日本ID柔道大会開催!知的障がい者柔道振興部会9月14日(土)と15日(日)の両日、日本文化大學において、第5回全日本ID柔道大会を開催いたしました。交流練習会・クラス分け初日(14日)には交流練習会・クラス分けを行いました。交流練習会には、大会運営に関わる健常者の大学生や大会に出場しない方も参加し、柔道の練習だけではなくゲームを取り入れるなど、楽しみながら選手同士の交流やルールの確認を行い、その様子を見てクラス分け委員によりクラス分けが行われました。交流練習では組み合う際に、選手は必ず健常者の大学生や指導者と組むよう、安全に配慮しながら実施しました。交流練習後には、審判会議でID柔道のルールを再確認。さらに監督会議ではルールの確認や抑え込み時の手の位置など、実技を交えながら特に配慮すべき点の情報共有を行いました。 15日の大会では、安全に配慮しながらも、■本社〒144-0043東京都大田区羽田5-3-1スカイプラザオフィス12階☎03-6423-9311▲初日には交流練習会を行い、選手たちの様子を見てクラス分けを行った▲ID柔道大会の様子     46

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る