まいんど vol.42 全日本柔道連盟
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滋賀県長浜市役所中原善幸滋賀県柔道連盟理事長古野修治大成功で幕を閉じた国スポ佐賀大会、来年の国スポは滋賀県で開催されます。滋賀県柔道連盟も国スポ成功に向けてさまざまな取り組みを進めています。国スポ・障スポ大会推進室柔道未経験者開拓を目指す新たな取り組み経験者対象のイベント未経験者へのアプローチ幼児向け柔道体験会効果と今後の展開長浜市の取り組みに感謝長浜市では、来年に滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」のPR活動を通じて、柔道競技の普及に努めています。これまでのイベントは経験者を主な対象としてきましたが、未経験者へのアプローチも重要なテーマとなっています。柔道競技への関心を高める普及イベントとして、日本を代表するトップアスリートによる柔道教室を定期的に開催し、各教室とも県内外から200名を超える参加があり大盛況で開催できました。また、天理大学柔道部や高校・実業団・大学の合宿も長浜市で行われ、国スポ開催だけでなく柔道への関心も高まり、活動や運営に協力いただける方が増えるなど、地域の柔道熱を高めました。未経験者を対象とした「はじめての柔道チャレンジ」では、礼法、受け身、しっぽ取り、投げ技体験などが行われ、46人の初心者が柔道に初挑戦しました。このアプローチは、柔道の基本を楽しく学べる内容で、未経験者に柔道の魅力を伝える良い機会となりました。さらに、保育園・幼稚園・子ども園を訪問し、柔道体験会やトップアスリート(原沢選手、髙藤選手、山本選手、谷井選手、中村選手、七戸選手、羽賀選手、稲森選手、酒井選手)の交流会を実施しました。北保育園では約100名の年長・年中児童を対象に実施し、にしあざい認定こども園では年中・年長の親子り、幼児や保護者に柔道の楽しさを伝えることができました。これらの体験会の効果は大き「楽しい」ものへと変わり、市く、柔道への興味を持つ子どもや保護者が増加しています。園内での実施により、子どもたちがリラックスして参加でき、柔道が「怖い」「危ない」といったイメージから「カッコいい」内道場の見学や参加希望者も増えてきました。柔道を知らない未経験者や幼児へのアプローチを通じて、柔道人口の拡大が期待されています。国スポ開催を契機とし、長浜市では今後も柔道未経験者や幼児を対象とした取り組みを通じて柔道競技の魅力を広く伝えていきます。これからも多くの人々に柔道の楽しさを知ってもらい、「柔道のまち長浜市」を目指し、競技人口の増加に向けて取り組んでまいります。滋賀県柔道連盟として、長浜市の柔道未経験者開拓の取り組みに対し非常に感謝しています。特に、未経験者向けの「はじめての柔道チャレンジ」や幼児向け柔道体験会が、柔道の魅力を広める重要な機会となっており、柔道への関心を高めるだけでなく、「怖い」「危ない」というイメージを払拭し、「楽しい」「カッコいい」と思わせる効果を生んでいます。今後も地域と連携し、柔道の普及と競技人口の増加を目指して積極的に支援してまいります。◀初めて着る柔道衣「大きい~」▲迫力のある投げ技にビックリ▲柔道で学ぶ礼の大切さ60組が参加しました。これによ

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