〈運動の方法〉２人組になり、「オニ（取）」と「受」、エリア（４畳または６畳）を決めます。 「オニ」は、「受」の襟と袖を捕まえたら勝ち、「受」は、捕まらないように、切ったり、さばいたりしながら指定されたエリア内で逃れるというゲームです。アレンジとして、「オニ」は３秒間持ち続けるというルールを追加し、「受」は、捕まえられても３秒以内に逃れるのもよいでしょう。また、チーム戦としてエリアを広げ、少人数の「オニ」を決め、制限時間内でエリア内にいる相手を全員捕まえられるかチャレンジすると盛り上がります。背中を向けて逃れてしまうと、柔道とかけ離れてしまうため、素早く動いてかわしたり、体さばきを使ったりしながら行うようにしましょう。〈柔道への効果〉素早く道衣を握る技術が身に付きます。また、乱取ではなかなか積極的に相手の道衣を掴みにいかない子でも、オニの役割を通して、積極的な組み手につながります。楽しみながら組み手の攻防を展開することができ、さらに柔道にとって大切な両手のさばきを覚えることができます。かわしたり、さばいたり、切ったりすることで、相手の間合いの取り方、組み方などの習得にもつながります。ただし、柔道のルールでは、捕まらないようにすることは「指導」につながることを説明した上で行いましょう。〈運動の方法〉背中合わせ、または向かい合ってスタートします。合図があったら素早く動き、相手のくつ下を脱がせるだけの単純だけれど、楽しいゲームです。先に相手のくつ下を脱がせた方が勝ちとなります。相手も自分と同じような動きでくつ下をとりにくるので、それをどうかわすか、どうすればより有利になるかを考えながら、瞬間的な判断力が求められます。立ち上がると勝負にならないので、膝立ちか寝姿勢で行うようにしましょう。〈柔道への効果〉スピーディかつ積極的な寝技の攻防につながります。くつ下を脱がせるだけなのに自然と抑え込みの形になったり、うまく後ろに回り込んだりできるようになります。また、不利な状態からでもくつ下を脱がすことができるため、寝技乱取においても諦めず、攻め続ける姿勢が養われます。初心者でも、有段者でも、親子でも、くつ下を脱がせるだけなので、盛り上がること間違いなし。ぜひ、普段の稽古や合同練習等で試してみてください。19まいんど vol.41～積極的な組み手をしよう～～素早く 後ろへ回り込もう～▲「受」はかわしたり、さばいたり、切ったりする▲片足のくつ下をぬがせたら、最初の背中合わせに戻る ▲オニが襟と袖を捕まえる▲素早く後ろに回り込む▲準備（背中合わせの姿勢）◀準備（向かい合った姿勢）▲４畳のエリアを決めてオニごっこJSPO―JSPO―AACCPP＠柔道場投技投技固技固技組み手オニ組み手オニ襟と袖を捕まえるオニごっこくつ下、とったぞーくつ下、とったぞーくつ下を脱がせあうゲーム＠柔道場ののススメススメ
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