れた際にヒザを負傷。そのまま崩上四方固に抑えられたあるキム・ミンジョンとの対戦。絶対に負け▶︎男子100㎏級準決勝。今年の世界王者でたくない同世代対決だったが背負投で完敗は素晴らしい内股で一本勝ち■女子78㎏超級東京オリンピック金メダリストの素根輝。負傷などにより調整が遅れ、さらに今年4月のアジア選手権大会でも負傷してしまい、なんとかパリ・オリンピックに間に合わせたものの、万全な状態とはほど遠く、初戦から厳しい戦いを余儀なくされました。ノーシードの素根は、1回戦のリシェレ=アニタ・ソッピ=ムベラを隅落「技あり」から横四方固に抑えて一本勝ち。そして2回戦では、難敵シウ・シヤンを大内刈「技あり」で破って準々決勝へ進出しました。カイラ・オズデミルとの準々決勝は、体格的にひと回り大きいオズデミルのパワフルな組み手に苦戦。それでも体落、大内刈で必死に攻撃を続けましたが、GSに入り、最後は右一本背負投を返され、崩上四方固に抑えられて無念の敗退。素根はこの試合で古傷のヒザを再度負傷してしまい、敗者復活戦を棄権することになりました。■男子100㎏超級第5シードの斉藤立は2回戦でいきなり東京オリンピック金メダリストのルカシュ・クレパレクと対戦。この試練の初戦、斉藤はしっかりと組んで、クレパレクの巴投や一本背負投に応じると、2分29秒、豪快な内股で一本勝ち。最高のスタートを切りました。準々決勝の相手は2022年世界王者のアンディ・グランダ。一昨年の決勝で敗れているグランダとはGSに縺れる試合となりましたが、最後は大外刈からの内股で「技あり」を奪い快勝で準決勝へ進みました。準決勝は、今年の世界選手権王者のキム・ミンジョン。同世代のライバル・キムに対し、圧力をかけながら試合を進めた斉藤でしたが、キムの絶妙な背負投で一本負け。斉藤は、続く3位決定戦でもアリシェル・ユスポフに大外巻込で「技あり」を奪われ、腕挫十字固に極められて完敗。初めてのオリンピックは、斉藤にとって悔しい大会となりました。▶︎ー▼に女徐子々78に㎏体力超を級削準ら々れ決た勝素。体根格。最差後のはあ右る一オ本ズ背デ負ミ投ルをの返パさワ▲男子100㎏超級準々決勝。オリンピック金メダリストの次は、2022年世界王者のグランダ。斉藤は、この試合も内股「技あり」で勝利。準々決勝へ駒を進めた▼女子78㎏超級2回戦。素根が難敵シウ・シヤンから大内刈で「技あり」奪取◀リ男ス子トの1ク0レ0㎏パ超レ級ク2と回い戦う。厳初し戦いが組東み京合オわリせンだピっッたクが金、メ斉ダ藤12まいんど vol.41 ■女子78㎏超級優 勝:B.ソウザ(ブラジル)準優勝:R.ヘルシェコ(イスラエル)第3位:キム・ハユン(韓国)第3位:R.ディッコ(フランス)▶1回戦素根輝〇合技[隅落・横四方固]△R=A.ソッピ=ムベラ(カメル―ン)▶2回戦素根輝優勢[技あり・大内刈]△シウ・シヤン(中国)▶準々決勝K.オズデミルGS技あり・崩上四方固△素根輝▶敗者復活戦M.ザビッチ(セルビア)〇不戦△素根輝 ※負傷により棄権■男子100㎏超級優 勝:T.リネール(フランス)準優勝:キム・ミンジョン(韓国)第3位:T.ラキモフ(タジキスタン)第3位:A.ユスポフ(ウズベキスタン)▶2回戦斉藤立〇内股△L.クレパレク(チェコ)▶準々決勝斉藤立GS技あり・内股△A.グランダ(キューバ)▶準決勝キム・ミンジョン(韓国)〇背負投△斉藤立▶3位決定戦A.ユスポフ〇腕挫十字固△斉藤立PARIS 2024PARIS 20248/2(金)素根輝、無念の負傷棄権斉藤立は前回王者に勝つも力及ばず
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