まいんど vol.40 全日本柔道連盟
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日本選手団【役員】団 長副団長男子監督男子コーチ男子アシスタントコーチ 男子総務コーチ 山田 祐太(株)HLBスポーツドクター男子トレーナー 副団長女子監督女子コーチ女子アシスタントコーチ 女子総務コーチ田村 昌大帝京科学大学ドクター女子トレーナー金野  潤 日本大学井上 康生東海大学鈴木 桂治国士舘大学百瀬  優旭化成(株)小野 卓志帝京平成大学秋本 啓之デジタル・スポーツ・古根川 実大阪府警察各務 耕司愛知県警察川上 智弘國學院大學海老沼 匡パーク24(株)井汲  彰筑波大学須永 真彬グローバルスポーツ山下 一起グローバルスポーツ中村 淳子コマツ増地 克之筑波大学平野 幸秀兵庫県警察塘内 将彦旭化成(株)上野 順恵 三井住友海上火災池田ひとみ自衛隊体育学校生田 秀和大阪体育大学武藤 力也神奈川県警察新井 千鶴三井住友海上火災木田 将量講道館江本 祐一グローバルスポーツ福本 麻香グローバルスポーツジャパン(株)医学研究所 医学研究所保険(株)保険(株)ビルクリニック医学研究所医学研究所5まいんど vol.40MASUCHI Katsuyuki 「代表の内定が出てから順調にスケジュールをこなしてきた選手もいれば、ケガなどにより、うまくスケジュールがこなせなかったという選手もいます。でも、一番大事なのは、オリンピックまでの残りの期間で、いかに大会当日にピークを持っていくかというところですので、調整が遅れている選手に関しては少しギアを上げる。もちろん焦る必要はないと思うんですけれども、少しペースを上げる。そして、順調にきている選手は、一番怖いのはケガですので、そこは慎重に、しっかりと調整していくことが大事だと思っています。 選手によって少し状況は違いますが、代表に内定した当初と比べると、実践練習や合宿を積んできたことで、すごく地力をつけてきた選手もいます。自分の得意な形でなくても(ポイントが)取れるようになったり、立ち技しかできなかった選手が、寝技ができるようになったり。代表に内定してから成長し、自信をつけている選手も見られます。なかでも、新添選手や髙山選手は代表に内定してから本当に成長していると思いますし、それが結果にも出てきている。本人たちも手応えを感じていると思います。逆にケガで思うような調整ができていない選手もいますが、まだ時間はありますから、大会当日にピークを持っていけるよう、焦らずにやらせたいと思っています。7人ともトップ選手ですから、自分のピークの持っていき方があると思いますので、とやかく言う必要はないと思っていますが、オリンピックということで、ペースを上げ過ぎてしまうこともあると思いますので、その辺は、我々がしっかりと見極めてブレーキをかけたり、サポートしていきたいと思っています。 オリンピック本番で、選手たちに求めることは『チャレンジ』です。守るのではなくて、いかにチャレンジできるか。とにかく、悔いを残さないでほしいと思います。あとで、ああしておけばよかったと思うことがないように、思い切りチャレンジしてほしい。選手たちには、最後までそれを言っていきたいですね」 (取材/5月16日)直前特集 PARIS 2024女子監 督増地 克之

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