まいんど vol.40 全日本柔道連盟
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体重無差別で今年の『女子柔道日本一』を決める皇后盃全日本女子柔道選手権大会が、横浜武道館において4月21日(日)に開催されました。 6月に開催されるアブダビ世界選手権大会78㎏超級代表の冨田若春(コマツ)と新井万央(日本体育大3年)、8月に開催されるパリ・オリンピック78㎏超級代表内定の素根輝(パーク24)は不出場でしたが、昨年優勝の梅木真美(ALSOK)、準優勝の児玉ひかる(SBC湘南美容クリニック)、そして全国の予選を勝ち抜いた34名の精鋭が優勝を競いました。第一シードで昨年優勝の梅木が初戦(2回戦)で敗れるという波乱の展開となりましたが、その他のブロックはシード選手が順当に準決勝へ進出。そして、準決勝では梅木を破った梅津志悠(JR九州)に、瀨川麻優(ALSOK)が僅差の優勢勝ち(3-0)、反対側の準決勝では児玉が昨年3位の池田紅(東海大4年)を判定(3-0)で下し決勝進出を果たしました。決勝は、初優勝を狙う瀨川が、昨年準々決勝で敗れた児玉を手数で圧倒。4分36秒に払巻込で「技あり」を奪った後も攻め続け、児玉の「指導4」反則負けにより瀨川が快勝、うれしい初優勝を飾りました。優勝インタビューでは、支えてくれた夫・勇気さんに「愛しているよ~、ありがとう!」と感謝を言葉にし、会場を沸かせました。決勝戦。瀨川が払巻込で「技あり」奪取。その後も攻め続け、最後は児玉の「指導4」反則負け中村真一大会会長から皇后盃が授与される瀨川    ■皇后盃全日本女子柔道選手権大会結果優 勝・瀨川 麻優(ALSOK)準優勝・児玉ひかる 第3位・梅津 志悠(JR九州)第3位・池田  紅(東海大学4年)第5位・椋木 美希(環太平洋大学3年)第5位・伊藤 七海(ブイ・テクノロジー)第5位・長谷川瑞紀(JR東日本)第5位・米川 明穂(コマツ)(SBS湘南美容クリニック)

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