まいんど vol.40 全日本柔道連盟
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「」【70㎏級】世界選手権2度目の挑戦の田【78㎏級】東京オリンピック金メダリスト、【78㎏超級】2021年2位、22年3位と、ートを切りましたが、3回戦で最大の敵・アグベニュー(フランス)と対戦。内股などで果敢に攻めましたが、腰車と袈裟固の合技で敗れました。中志歩(JR東日本)は、2、3回戦と順調に勝ち進みましたが、準々決勝でピノ(フランス)に「指導3」反則負け。それでも敗者復活戦でペドロッティ(イタリア)を浮落と崩袈裟固の合技で破って3位決定戦に進み、ウィレムス(ベルギー)を内股「技あり」から横四方固に抑えて快勝。3位入賞を果たしました。ベテランの濵田尚里(自衛隊体育学校)は3回戦で実力者・ワグナー(ドイツ)と対戦し、「指導3」反則により惜敗。ワグナーは今大会で2度目の世界王者に輝きました。これまで優勝に届かなかった冨田若春が3度目の正直でついに世界一に輝きました。3回戦まで危なげなく勝ち上がった冨田は、準々決勝のキム・ハユン(韓国)にやや苦戦するも、「指導3」反則で勝って準決勝へ進出。準決勝では体格に優るオズターク(トルコ)を、体落で投げて抑え込み、オズタークの棄権により決勝進出となりました。オズデミル(トルコ)との決勝でも冨田の技は冴え渡り、足車で技あり四方固に抑えて合技「一本」、1分34秒。冨田が素晴らしい内容で優勝を果たしました。もう一人の代表、新井万央(日本体育大3年)は、初戦を順当に勝ち上がったものの、2回戦で中国の強豪、ス・シャンに小内刈「技あり」で敗れました。を奪うとそのまま崩上▼決勝。冨田が足車でオズデミルから「技あり」を奪い、そのまま崩上四方固で抑えて快勝。悲願の世界一に輝いた▲78㎏超級2回戦。新井万央が横四方固でブコヴィッチに一本勝ち◀78㎏超級準決勝。冨田がオズタークから背負投で「技あり」を奪う▲78㎏級3回戦。濵田尚里は優勝したワグナーに「指導3」反則負け▲78㎏超級表彰。左から2人目が優勝の冨田17まいんど vol.40■団体戦代表選手田中龍雅(筑波大2年)川端倖明(国士舘大1年)中野寛太(旭化成)髙野綺海(日本エースサポート)本田万結(東海大2年)日本選手成績【男子】■60㎏級中村太樹(国士舘大3年):3位永山竜樹(SBC湘南医療クリニック):2回戦敗退■66㎏級田中龍馬(SBC湘南医療クリニック):優勝武岡 毅(パーク24):準優勝■73㎏級石原 樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングス):準優勝■81㎏級老野祐平(旭化成):3回戦敗退■90㎏級田嶋剛希(パーク24):優勝■100㎏級新井道大(東海大2年):3位■100㎏超級太田彪雅(旭化成):2回戦敗退【女子】■48㎏級古賀若菜(JR東日本):3回戦敗退■52㎏級白石 響(コマツ):5位大石生純(JR東日本):3回戦敗退■57㎏級玉置 桃(三井住友海上火災保険):3位■63㎏級堀川 恵(パーク24):3回戦敗退■70㎏級田中志歩(JR東日本):3位■78㎏級濱田尚里(自衛隊体育学校):3回戦敗退■78㎏超級冨田若春(コマツ):優勝新井万央(日本体育大3年):3回戦敗退特集◎2024アブダビ世界選手権大会

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