まいんど vol.40 全日本柔道連盟
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■男子【60㎏級】世界王者の称号を得てオリン【66㎏級】この階級も田中龍馬(SBC【73㎏級】初の世界選手権代表の石原樹ピックに臨みたいと今大会に出場したパリ・オリンピック代表内定選手の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)は2回戦で中立選手団のブリエフにまさかの敗退。GS延長で、内股をすかされて「技あり」を奪われ、初戦で姿を消すこととなりました。もう一人の代表の中村大樹(国士舘大4年)は、準決勝で、サルダラシヴィリ(ジョージア)に引込返「技あり」で惜敗。それでも3位決定戦では元世界王者のスメトフ(カザフスタン)に袖釣込腰で快勝し、銅メダルを獲得しました。湘南美容クリニック)と武岡毅(パークた内容で準決勝に勝ち上がり、準決勝では、田中がピラス(イタリア)を浮落「技あり」、武岡はエモマリ(タジキスタン)を小外掛「一本」で破って決勝へ進出。日本人対決となった決勝では、田中が一本背負投と大内刈で2つの「技あり」を奪って快勝。世界選手権初挑戦で見事優勝を果たしました。(ジャパンエレベーターサービスホールディングス)が前評判に違わぬ対外国人の強さを発揮。3回戦のアハドフ(ウズベキスタン)を大内刈「技あり」、準々決勝のマクハマベトフ(中立選手団)、準決勝のラフジャルガル(モンゴル)を背負投「一本」で破って決勝へ勝ち上がりました。決勝でも実力者のヘイダロフ(アゼルバイジャン)から隅落で「技あり」を先行しましたが、終了間際の肩車で逆特集◎2024アブダビ世界選手権大会日本、男子2階級、女子1階級で金メダルを獲得!14▲66㎏級決勝。左端が準優勝の武岡、その隣が優勝の田中▼66㎏級優勝の田中龍馬▼日本人対決となった66㎏級決勝。田中龍馬が武岡毅から大内刈で「技あり」を奪う▼90㎏級優勝の田嶋剛希まいんど vol.40 5月19日(日)から5月23日(木)、アラブ首長国連邦のアブダビで世界柔道選手権大会(個人)が開催され、日本からは男女各7階級に9名、計18名の選手が出場。男子は66㎏級の田中龍馬と90㎏級の田嶋剛希の2人が優勝した他、2人が準優勝、1人が3位入賞。女子は78㎏超級の冨田若春が優勝し、2人が3位入賞を果たしました。 また、個人戦の翌日、5月24日(金)に行われた男女混合団体戦は、決勝でライバル・フランスに4-1で勝利し7連覇を達成。7月末から始まるパリ・オリンピックに弾みをつける最高の結果となりました。 若手選手中心で臨んだアブダビ世界選手権、多くの可能性と期待を感じさせてくれる大会でした。24)の2人がエントリー。ともに安定し66㎏級は田中龍馬が武岡毅を破り世界一に!90㎏級は田嶋剛希が悲願の初優勝

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