まいんど vol.39 全日本柔道連盟
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過去最多54名が参加し大成功第4回全日本ID柔道大会知的障がい者柔道振興部会性14名)。令和5年11月11日(土)、12日(日)に『第4回全日本知的障がい者(ID)柔道大会』を日本文化大学(東京都八王子市)にて開催いたしました。本大会には過去最多となる男女54名が参加しました(男性40名、女大会初日には、交流練習会を通じてクラス分け(障がいや柔道のレベルによってレベル1、レベル2、レベル3に分類)や審判会議、コーチ会議を行いました。本大会では、選手の安全を確保するために「ID柔道試合審判特別規程」が採用されており、膝つき、引き込み、巻き込み、体を捨てた投げ等は禁止されています。審判会議やコーチ会議においては、それらのポイントを説明するとともに、認識の統一を図りました。交流稽古では、最初にダンスを行いました。ダンスが得意な選手を中心にみなさん楽しくダンスを踊り、緊張していた表情にも笑顔が見られるようになりました。稽古では寝技や乱取の他にも、「常に正しい姿勢を保って、相手の力に対して無理な抵抗をしないで、柔らかに動きながら相手のバランスを崩す」という安全な基本運動も行いました。柔道以外では、帯を取りに行くゲームやゴムボールを奪い合う遊びなどもメニューに取り入れました。試合では、接戦が多く繰り広げられました。試合中に選手が反則行為をしてしまった場合や、技をなかなか出さなかった場合には、主審がその都度、選手にやわらかい口調で反則行為に対する注意や「技を出しましょう」等の励ましの言葉を送りました。主審がどのような声掛けを選手にしたのかがコーチや応援者にもわかるように、主審の声はマイクを通じて会場に流しました。大会回数を重ねるごとに、ID柔道試合審判特別規程も浸透してきているように思いますが、まだ試合中の審判からの注意が多くあったことから、今後もID柔道試合審判特別規程にのっとった指導、試合進行がより必要であると感じました。一生懸命試合をしているなかで、ID柔道のルールを守りながら試合を継続することの難しさもありましたが、ルールの影響もあり大きなケガが発生することなく大会を終えることができました。大会全体を通じて選手・関係者ともに大変満足度の高い試合であったと感じました。委員会 Information▲開会式の様子▲交流稽古における指導風景▲選手・関係者集合写真▲交流稽古の様子▲試合の様子       

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