ここがポイントここがポイントごはんが食べづらいときはどうすればいいか保護者、学校の先生などに相談して、栄養セミナー受講を希望したり、「まいんど」を紹介したりして、みなさまで栄養の知識、情報を共有していただきたいです。最近は、「僕、タッパ飯の指導って嫌いなんです」と話される指導者が増えてきました。指導者のみなさまが新しい栄養に関する情報を得られて、指導されている話もお聞きしています。この話も以前のゼミナールで話していますが、私は、数年前に他国の栄養士に「食が細いジュニア選手は、どのような食事のとり方の工夫がありますか？」と質問したことがあります。彼女は「子どもたちは、必要な量を体の感覚でわかっている。子どもたちは必要であれば、その分の食事量はとるはず。子どもたちをよく観察することが大切である」と言われました。もしかすると、子どもたちに実際に必要な食事量と、大人が思う食事量に差があるのかも知れません。子どもたちの日々の活動量、体調、身長、体重などを観察し、私たちが大きな先入観を持っていないかを考えたいです。ごはんは、体を動かすエネルギー源となる炭水化物を多く含んでいます。毎日の稽古をやりきるために必要な栄養素です。しかし、選手のなかには、食が細い、疲れがたまり食欲低下など、ごはんを食べづらくなる日もあると思います。そのようなときは、ごはんにこだわらず、他の食品に替えてはいかがでしょうか。ごはんと同じように炭水化物を多く含む食品には、パン、めん類、もち、バナナ、コーンフレークなどがあります。（表3）にごはん１００ｇ（コンビニおにぎり１個分）と同じくらいのエネルギー、炭水化物を含む食品と量を紹介しました。ごはんが食べづらいときは、トースト、うどん、ヨーグルト＋コーンフレーク、バナナを使ったミックスジュースなどに替えると口当たりが変わり、食べやすくなるかも知れません。レシピに蒸しパンを紹介しました。ホットケーキミックスを使うと簡単に作れます。携帯しやすく、甘さがあり食べやすいと思います。野菜や果物などを混ぜたりすると、いろいろな食感や味を楽しめますので、ぜひ、お試しください。 RECIPERECIPE（6枚切り1枚）約150kcal約28.0gコーンフレークゆでうどん（3/4玉）約140kcal約32.0gもち約180kcal約40.0g（2個）バナナ（2本）約190kcal約45.0g約150kcal約33.0g（40g）エネルギー炭水化物食品ごはん（100g）約160kcal約37.0g食パンつくり方① 小松菜は、細かく切ったあと、塩の入った熱湯で茹でて冷水つくり方① プルーンの紅茶漬けを作る。プルーンを湯通しする。はちみつを溶か蒸しパンに野菜やプルーンを加え、ビタミン、ミネラル、食物繊維もとれるおやつを考えました。小松菜やプルーンをハム、チーズ、さつまいも、バナナ、クランベリーなどのドライフルーツに替えてもいいですよ。にさらす。水気を絞り、牛乳と一緒にミキサーにかける。② 卵をよく溶きほぐしたら、①の牛乳・ホットケーキミックス・はちみつ・ごまを加えてよく混ぜ合わせる。③ しっとりとした仕上がりになるようにサラダ油を混ぜる。④ 耐熱容器に薄いペーパーカップを入れ、生地を8分目ほど流し入れる。表面にごまを適量散らす。⑤ ラップをかけて電子レンジのターンテーブルに並べて加熱する。（直径約8㎝のカップケーキ型1個につき、約1分を目安に加熱）した紅茶にプル－ンを漬け込み､あら熱がとれたら冷蔵庫で保管する。② 卵をよく溶きほぐし、牛乳・ホットケーキミックス・はちみつ・ごま・紅茶の葉を加えてよく混ぜ合わせる。② しっとりとした仕上がりになるようにサラダ油を混ぜる。③ 耐熱容器に薄いペーパーカップを入れ、生地を8分目ほど流し入れる。④ カップの中央にプルーンを1個のせる。⑤ ラップをかけて電子レンジのターンテーブルに並べて加熱する。（直径約8㎝のカップケーキ型1個につき、約1分を目安に加熱）▶卵…1個 ▶はちみつ…60g表3ごはん100gとおおよそ同じエネルギー、炭水化物を含む食品材料（6～8個分）蒸しパン2種小松菜蒸しパン材料▶ホットケーキミックス…200g ▶牛乳…160cc▶小松菜…100g ▶サラダ油…大さじ2 ▶ごま…大さじ4プルーン蒸しパン材料▶ホットケーキミックス…200g▶牛乳…140cc ▶卵…1個▶はちみつ…60g ▶サラダ油…大さじ2▶ごま…大さじ2 ▶紅茶の葉適量▶プルーン紅茶漬け（プルーン6～8個、紅茶200cc、はちみつ30g）
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