今回で6回目となる女子柔道意見交換会を11月府県から52名の女性代表者が出席しました。本事業は、都道府県において女性が中心となる活動の活性化や、各地のネットワーク構築、女性リーダーの養成等を目的に開催しています。基調講演では、スポーツ界における女性活躍の第一人者である小笠原悦子氏(順天堂大学大学院教授・女性スポーツ研究センター長)を講師として迎え、「スポーツ界における女性活躍のムーブメントの背景」のテーマで講演をいただきました。アメリカの女性スポーツのトピック、FIFAやIWG世界女性スポーツ会議、IOCのジェンダー平等に向けた取り組み等、さまざまな情報を多角的にご紹介いただき、女性が活躍していくためのきっかけをわかりやすく丁寧にお話しいただきました。出席者からは、「続けることの大切さと勇気と覚悟を持つことの大切さを学ぶことができ、規模は違うができることを一つひとつ取り組んでいきたい」、「情報共有して他の方たちのモチベーションアップにもつながればと考える」等、前向きなコメントが多数寄せられました。また、後半のグループディスカッションは、「女性が輝く柔道界を目指して私たちができること」というテーマに基づき、前半は10グループ、後半は全国8地区のグループに分けて意見交換を行いました。活発な議論が展開され、各グループから今後の取り組みや方針等について前向きな意見や提案がなされました。オンラインでの意見交換会の開催は、参加者のさまざまな負担を軽減することができ、特に女性にとっては非常に有効な方法であると再認識しました。今後もテーマや対象者を検討し、さまざまな形で継続的に実施していきたいと思います。 2023年度女子柔道意見交換会をオンラインで開催▲講師の小笠原悦子氏▲意見交換会の様子このページでは女子柔道に関する情報を小さな情報でもかまいません。P46の応募先にお寄せください。募集しております。お待ちしております。25日(土)にオンライン形式で開催し、42の都道〜全国のやわら情報を〜全国のやわら情報をやわら通信やわら通信お届けします〜お届けします〜
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