すでにご存じの方も多いと思いますが、今年の全日本柔道選手権大会と皇后盃全日本女子柔道選手権大会で適用する審判規程を改定する旨、大会実行委員会にて決定しました。両大会は、全国から厳しい予選を勝ち抜いてきた選手たちが、体重無差別によってその年の日本で一番強い選手(選手権者)を競うもので、階級別が主流になった現在では他に類を見ない国内最高峰の大会です。理にかなった技の攻防で一本を目指して競い合う柔道」を選手たちが体現し、より正々堂々と戦うことができるようにすることを目的としています。今回の変更は「正しく組み、試合時間令和5年ルール全試合:4分間試合場内には主審のみ審判員副審2名が試合場脇に着席「指導」による罰則は、3回目が与えられた時点で「反則負け」とする。試合時間内に勝敗が決しない場合はゴールデンスコア方式による延長戦を行う。勝敗の基準1回戦~準決勝戦:5分間 試合場内に主審+副審2名「指導」による罰則は、4回目が与えられた時点で「反則負け」とする。試合時間内に勝敗が決しない場合は延長戦を行わず、旗判定にて僅少差をもって勝敗を決する。その基準は試合態度、技の効果と巧拙、及び反則の有無等を総合的に比較する。攻撃を高く評価するため「指導」の数のみをもって判定の材料とはしない。令和6年ルール決勝戦:8分間詳しくは全柔連のホームページをご覧ください。 ルール変更のポイント令和6年全日本柔道選手権大会及び第39回皇后盃全日本女子柔道選手権大会試合審判規程改定について令和6年全日本柔道選手権大会&第39回皇后盃全日本女子柔道選手権大会
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