まいんど vol.39 全日本柔道連盟
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           【礼法講習】【ACPを活用したウォーミングアップ】【ALLMix団体戦】【最後に】国際合宿におけるジュニアの取り組み講道館で行われた国際合宿の機会に海外チームと合同で【試合時の礼法講習】、【ACPを活用したウォーミングアップ】、【ALLMix団体戦】を行いました!ジュニアやカデの国際大会では、納得のいかない負け方をすると礼をしない選手がいたり、礼法や礼の意味をあまり理解していない選手が多いという印象がありました。そこで男女ジュニアコーチのみなさんと協議を重ね、講道館の方々に礼法の講習をしていただき、その礼法を用いて試合をするという企画をしました。講道館道場指導部の平野弘幸課長から①礼の精神②作法について指導いただき、海外選手・コーチともに非常に興味を持って受講してくれました。せっかく国の枠を越えて試合をするのだからと、ウォーミングアップはACP(アクティブチャイルドプログラム)を活用してチームワーク作りをしました。ACPの普及担当でもある全柔連振興課普及係・小林幹佳係長のアドバイスの下、『手つなぎ鬼』を実施したところ、これが大いに盛り上がり、一気に雰囲気が明るくなりました。この体験からACPの持つ大きな可能性を学ぶことができました。全国だけでなく、世界中にもっと浸透していってほしいと心から思います。男女混合団体戦は世界カデ・ジュニア大会等で実施されていますが、国の枠を越えて団体戦を組めば、より深い国際交流が生まれるのではないかと思い、初めての取り組みでしたが、思い切って開催してみました。実際に取り組んでみると組み合わせの作成が非常に複雑で困難を極めましたが、さまざまな方にご協力いただき、海外のチームも日本チームも満足する素晴らしい試合を組むことができました。開催にあたり、上村春樹講道館長よりごあいさつおよびメダルを寄贈いただき、「一本賞」「礼法賞」を閉会式で授与しました。海外チームにとっても非常にうれしかったようで、フィードバックでは93・3%の国が5段階中最高点である「来年の参加を強く希望する」と回答してくれました。強化として、勝つことを目指すのは当然として、教育面や国際交流という強みを活かした取り組みにより、関わる人が増え、回り回って強化に繋がると考えています。この取り組みも来年以降に繋がるようブラッシュアップしていきたいと思います。ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。(全日本男子ジュニアヘッドコーチ各務耕司)▲講道館の大道場は、まさに「所狭し」の状態▲ACPを活用したウォーミングアップで選手たちは一気に打ち解けた雰囲気に▲閉会式では「一本賞」「礼法賞」などが授与された▲講道館道場指導部の平野弘幸課長による礼法指導の様子

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