2つの下襟の距離が水平に25㎝以上であるかを確認。③測定器を用いて、帯が中央の結び目から端まで20~30㎝に収まっているかを確認。 ④袖の長さが腕を真っ直ぐに伸ばして掌で三角形を作った状態で、手首の骨(尺骨の頭)を含めて腕全体が覆われているかを確認。覆われていない場合は、自分自身で柔道衣を伸ばし、一度だけ再測定ができる。 ⑤腕を真っ直ぐに伸ばして掌で三角形を作った状態で、測定器全体がスムーズに袖の中に滑り入るかを確認。⑥上衣の前後が同等の長さでお尻を完璧に覆っており、各階級の規程に合っているかを目視にて確認。・男女73㎏級以下(女子48㎏級・52㎏級・57㎏級・63㎏級・70㎏級・男子60㎏級・66㎏級・73㎏級)背中の帯から20㎝以上であるかを確認。・男女73㎏級超(女子78㎏級・78㎏超級・男子81㎏級・90㎏級・100㎏級・100㎏超級)背中の帯から25㎝以上であるかを確認。5.下穿きの大きさを確認。 裾口からくるぶしの外側(足首)までの距離が5㎝またはそれ以下であるか、幅は膝の位置で10~15㎝に収まっているかを目視で確認。満たないと判断した場合は、測定器を用いて確認する。6.女子選手のTシャツについては、次のとおりとする。 ①色は白(透けない)、半そで、丸首とする。②製造業者マークは、最大30㎠のサイズであれば認められる。柔道衣を着用した際に、製造業者マークが見えてはならない。③所属名称もしくは、所属を表すエンブレムを左胸に固定してつけることは認められる。大きさは最大100㎠とする。 ④いかなる商業的なマーキングもつけてはならない。7.その他 ①規程に満たない場合、短時間に着替えるよう命じなければならない。それでも満たない場合は出場を認めない。原則として、主催者は予備の柔道衣を準備しない。 ②手足の爪は短く切ってあり、試合者の個人的衛生状態がよく保たれていること。③長い髪は試合相手の迷惑にならないよう束ねてあること。④マウスピースの着装については、事前に審判員(試合場係員)へ申し出ることによって着装することができる。ただし、白もしくは透明なものに限る。⑤下穿きの下に着けるスパッツ等の長さは、膝よりも短いことを原則とする。⑥入れ墨については、事前に審判員(試合場係員)へ申し出たうえで、シャツやテープ等で隠すこととする。 ⑦監督(指導者)の服装については、原則として審判員に準じたものとする。IJF柔道衣コントロール動画https://www.youtube.com/watch?v=z0DO36z5zU017まいんど vol.37
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