2022年1月に国際柔道連盟により柔道衣コントロール改正の公表があり、本年5月に開催された世界柔道選手権大会から新しい柔道衣コントロールが実施されております。これに伴う本連盟主催大会への適用については、次のとおりとなりますので、ご確認ください。全柔連主催の国内大会では、2023年11月4日~5日に開催する2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会から適用します。ただし、2024年4月1日までは移行期間とし、現行柔道衣コントロールでの出場を認めます。【適用大会】①2023年11月4日より本連盟単独主催大会では原則として改正された柔道衣コントロールを適用します。◆対象大会 講道館杯全日本体重別選手権大会 全日本選抜体重別選手権大会 全日本ジュニア体重別選手権大会 全日本シニア体重別選手権大会②実行委員会のある大会においては実行委員会の判断に委ねます。◆対象大会 皇后盃全日本女子選手権大会 全日本選手権大会 全国高等学校選手権大会③共催大会においては①の方針を申し入れ、関係団体と協議の上、決定します。◆対象大会 インターハイ柔道競技会 全国高等学校定時制通信制大会 全国中学校大会 国民体育大会柔道競技会全日本柔道連盟主催大会における柔道衣コントロールについては、以下のとおり実施します。規程に満たない場合、試合をする権利がなくなり、試合がまだ始まっていない場合には「不戦勝ち」、試合がすでに始まっていた場合には「棄権勝ち」が相手に与えられます。 1.IDカードとゼッケン、柔道衣の色(紐)、帯の色が合っているかを確認。※帯は黒帯のみ(無段者の白帯を除く)とする。 2.「柔道衣の氏名等の表示」に適合しているか、指定の広告・ゼッケンが正しく縫い付けられているか、破れ・血痕がないか、おおむね乾燥し不快な臭いがしないかを確認。3.認証ラベルの確認。[上衣・下穿き] 「IJFロゴ(赤)」または「JU0000・JUB000の赤文字ラベル」のみ使用可。[帯] 「IJF ロゴ(赤・青)」または「JU0000の赤・黒のラベル」が使用可。※認証ラベルの剥がれた柔道衣の着用は認めない。※原則として、上衣・下穿きのメーカーは同一であること。 4.上衣の大きさ・帯の長さを確認。①測定器を用いて、胸骨の上部頂点から襟の交差部までの垂直直線距離が10㎝以下であるかを確認。②帯が腰骨の位置で正しくきつく締められた状態であるかを確認。その後、測定器を用いて、上衣を前で重ねた際に全日本柔道連盟主催大会における柔道衣コントロールの運用について全日本柔道連盟主催大会における柔道衣コントロール改正の適用について【審判委員会・大会事業委員会からの重要なお知らせ】16まいんど vol.37
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