まいんど vol.36 全日本柔道連盟
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 国際柔道連盟が主催する世界形選手権大会でも22歳未満の部門(投・固・柔)が設けられるなど、ジュニア世代への形の普及が行われており、今後も、都道府県連盟、全日本学生柔道連盟と連携していきたいと考えております。強化委員会男女ジュニア・カデ強化選手、育成カデ選手WEB講習会の開催 2022年度は世界ジュニア柔道選手権大会(エクアドル)、世界カデ柔道選手権大会(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を含む複数の国際大会に参加することができましたが、国内事業では全体合宿を開催することができませんでした。そのため年齢超過で卒業となる選手も含めて意識や知識が向上する講習を開催しようと、野瀬英豪女子ジュニアヘッドコーチ、男女ジュニアコーチと協議を重ね、開催する運びとなりました。強化方針 まずはジュニア・カデの強化方針として、どちらも欠かせない2つの柱があることを伝えました。一つ目は「オリンピック・世界選手権で金メダル獲得を目指す集団であること」です。世界各国の技術力は確実に進歩しています。以前なら「うまい!」と唸るような日本人選手の技が外国人選手からどんどん出てきています。また、コロナ禍からの再開は日本よりも遥かに早く、金メダル獲得のため危機感を持って歩んでいこうと伝えました。 二つ目は「応援される柔道選手になろう」です。『柔道』という部分にプライドを持つ選手ばかりですので「人」ではなく「柔道選手」としました。「応援」という部分では「たまにしか会わない人ではなく、後輩やクラスメイトなど一緒にいる時間が長い人に応援してもらえたら本物ではないか」と伝えました。コンプライアンス講習 話題となっているSNS問題について、全国中学校柔道大会で入賞経験(3位)もある金刺廣長弁護士(かなざし法律事務所)に法律の専門家として、また柔道の先輩として「柔道日本代表はどうあるべきなのか」について選手の心に響く話をしていただきました。選手からは「柔道の全日本選手として自覚をもって使用したい」「損害賠償の額を聞いて驚いた」「生活全般で高い意識を維持する必要がある」などの感想が出ていて、とても良い機会だったと思いました。大野将平氏講話 大野将平氏の講話では技術的なことだけでなく「そもそも武道とスポーツの違いは何か?」という柔道に向き合う姿勢から話をしていただき、選手からの質問にも答えていただきました。選手からは「量があってこその質、という言葉がとても響いた」「大野選手自身が同じことを何回も何回も繰り返すことができる選手だったと聞いて基本を大切にしようと思った」「柔道以外の部分では「一日一善」という話を聞いて早速取り組んでいます」など、とても刺激を受けたようでした。 ロサンゼルスオリンピック以降に向けて更に工夫を重ね、ジュニア・カデ強化を推し進めていきたいと思います。(男子ジュニアヘッドコーチ 各務耕司)重大事故総合対策委員会第5回全国安全指導員連絡会の報告■日時:令和5年2月4日(土)■参加者:27都道府県94名

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