委員会 Information東京都大田区羽田5-3-1スカイプラザオフィス12階■本社〒144-0043☎03-6423-9311▲Virtusオセアニア・アジア大会に派遣された日本選手団メンバー▼5選手全員が入賞を果たした教育普及・MIND委員会第1回Virtusオセアニア・アジア大会結果報告 2022年4月、教育普及・MIND委員会知的障がい者柔道振興部会は、より組織的な活動を視野に入れ、(公財)日本パラスポーツ協会への登録、日本パラリンピック委員会への加盟を行いました。同時に国際知的障害者スポーツ連盟(Virtus)にも加盟登録を行ったことから「2022年第1回Virtusオセアニア・アジア大会」への出場資格を得ることとなりました。 大会は2022年11月7日オーストラリア・ブリスベンで開催され、日本から5名、オーストラリアから9名、イギリスから9名の選手が参加しました。試合は、知的障がいクラス(Ⅱ-1)・ダウン症クラス(Ⅱ-2)・自閉症クラス(Ⅱ-3)の3種別において、IJFと同じ体重区、更にはスキルによるクラス分けを行ったグループにおいてリーグ戦によって行われました。 日本代表選手は、過去の全日本ID柔道大会の結果を考慮し、かつVirtusへの個人登録を完了した選手から選考されました。出場選手と結果は以下のとおりです。小泉 裕(Ⅱ-1 78㎏級) 優勝福田歩美也(Ⅱ-1 66㎏級) 優勝髙部 勇翔(Ⅱ-1 66㎏級) 2位曽根 柚希(Ⅱ-1 70㎏級) 優勝小林 陸(Ⅱ-2 60㎏級) 優勝 Virtusでは1989年以来、4年に1度の割合で公式競技の世界大会であるグローバルゲームズを開催しています。2023年6月にはフランス・ヴィシーにおいて柔道競技が初めて行われる予定です。また今後は2年に1度の割合で大陸ごとの大会を開催することも計画されています。そしてVirtusは、近い将来パラリンピックにおいて知的障がい者柔道が正式種目として採用されることを目指しています。 このように知的障がい者柔道は、活躍の場が国外にも展開しています。今後も知的障がい者柔道振興部会では、より多くのみなさまとのつながりの輪を広め、知的障がいがある方々にとって、有意義な柔道の普及・振興に努めてまいります。アスリート委員会 2023年1月1日より新体制でのアスリート委員会が発足いたしました。2024年12月末まで2年間の任期となります。アスリートの立場から各種提言、柔道の普及・振興に関する事業等を進めてまいります。メンバーは以下のとおりです。■委員 海老沼 匡、大野 陽子、加賀谷千保、七戸 龍、髙市 未来、中村 美里、羽賀龍之介、原沢 久喜、山部 佳苗、吉田 優也
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