▲講師の永野彰子氏▼意見交換会の様子42都道府県から55名が参加し2022年度『女子柔道意見交換会』開催今回で5回目となる女子柔道振興委員会主催の女子柔道意見交換会を11月26日(土)にオンライン形式で開催し、42の都道府県から55名の女性代表者に出席をいただきました。本事業は、各都道府県における、女性が中心となる活動の活性化や、各地のネットワーク構築、女性リーダーの養成等を目的に開催をしております。基調講演では、南海放送株式会社経営本部サステナブル事業局長兼指定管理事業部長、柔道界においては、(一財)愛媛県柔道協会副会長の立場にある、永野彰子氏を講師にお迎えし、「地方からはじめること」のタイトルで講演をいただきました。柔道界における女性リーダーの実体験に基づくQ&Aや状況に応じた対処等、さまざまな情報を多角的にご紹介いただき、女性が活躍していくためのきっかけをわかりやすく丁寧にお話しいただき、参加者からは「今後どのように県内の女子の普及を進めていくべきか、ヒントというかお手本をいただいたような気持ちです。参考にして普及にあたることができたらと思います」、「地方だからこそ、やらなければならないことを考える良い機会となった」等、前向きなコメントが多数寄せられました。また、4年前にスタートした「COMEBACK女子柔道プロジェクト」の活動について、鳥取県から取り組み事例の報告がなされました。さらには、『1252プロジェクト』(女性アスリートの月経問題についての情報提供等の活動)について伊藤華英ブランディング戦略推進特別委員会副委員長(一般社団法人スポーツを止めるな理事)から紹介がありました。本事業の後半ではグループディスカッションを行いました。「柔道界をより発展させるために私たちができること」のテーマで、前半は10グループに分かれて、後半は全国8地区のグループに分けて意見交換を行い、活発な議論が展開されました。オンラインでの意見交換会の開催は、参加者のさまざまな負担を軽減することができ、特に女性にとっては非常に有効な方法であると再認識できました。今後もテーマや対象者を検討しつつ、さまざまな形で継続的に実施して行きたいと考えています。やわら通信やわら通信〜全国のやわら情報を〜全国のやわら情報をお届けします〜お届けします〜このページでは女子柔道に関する情報を募集しております。小さな情報でもかまいません。P46の応募先にお寄せください。お待ちしております。
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