まいんど vol.34 全日本柔道連盟
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▲女子選手全員集合▲講道館指導員の秋山日向子さん号令のもとしっかりと準備体操▲アクティブ チャイルド プログラムの指導をしてくださった富田寿人先生▲全柔連審判委員会・大迫明伸委員長が少年規程をわかりやすく解説▲男子選手全員集合 全国小学生学年別柔道大会廃止に伴う代替イベントを、2020年8月28日に横浜武道館で開催しました。 大会の廃止については賛否両論ありましたが、大会事業委員会としては「とにかく最善を尽くして、現段階でできる最高のイベントにしよう」と考え、全力で取り組みました。 イベント開催のために打ち合わせ会議を重ねると同時に、7月31日に日本武道館で行われた全日本少年少女武道錬成大会を視察して、イベントの内容を作り上げていきました。 当日の最初のプログラム、ブランディング委員会・井上康生委員長による講話では、小学生たちには無限の可能性があることを話していただき、審判委員会の大迫明伸委員長からは、少年大会特別規程をわかりやすく解説していただきました。 続く準備運動・受身・打ち込み・投げ込みのあとの練習試合では、大迫委員長の解説の効果もあって、無理な巻き込み技や危険な技はほとんどみられませんでした。 柔道教室では、シドニーオリンピック金メダリストの井上康生氏とアテネ・北京オリンピック2連覇の谷本歩実氏から直接指導を受けて、小学生たちは目を輝かせていました。 日本スポーツ協会の富田寿人氏による「アクティブ チャイルド プログラム(ACP)」では、次から次に繰り広げられるゲーム性のある身体活動で小学生たちに笑顔があふれました。 今回のプロジェクトでは神奈川県の浅野高校と特定非営利活動法人JUDOsのみなさんにご協力いただき、さまざまな場面でサポートしていただきました。この場をお借りして感謝を申し上げます。 プロジェクト終了直後に、参加した小学生に、最も楽しかったプログラムを聞いたところ、ACP40%、柔道教室36%、練習試合24%という結果でした。 このプロジェクトがすべてのみなさんにご満足いただけたとは思っていませんし、終了後の総括でもいろいろと修正すべき点は出ています。大会事業委員会としてはさらに検討を重ねて、来年はより良いプロジェクトをお届けできるように、引き続き努力します。 プロジェクトにご参加いただいたみなさま、関係者のみなさま、たいへんお世話になり、ありがとうございました。そして来年以降も、よろしくお願いいたします。安全に楽しく、柔道をしよう!

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