まいんど vol.34 全日本柔道連盟
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 オリンピックや世界選手権での栄冠を目指すのは従来もこれからも変わりませんが、当連盟は、それに加えて柔道そのものの魅力を広く知っていただくため、ブランディング戦略特別委員会(井上康生委員長)を中心に情報発信に努めています。なかでもGS東京は国内最大規模の大会にして、現在唯一の日本開催の国際大会。熱心な柔道ファンが毎年心待ちにするイベントですが、初めて柔道を観戦する方たちにも楽しんでいただけるイベントとなるようにプロモーションを展開しています。 今大会はコンセプトを「踏み込む、一歩。次のニッポン柔道。」とし、大きく分けて「しる」「みる」「つながる」「ひろがる」の4つの方向性で企画を展開しています。 まず今回は初めて大会専用のHPを作製しました。すでに楽しんでいる方もいらっしゃるかと思いますが、トップページにアクセスすると上部にメニューが並んでいます。そのなかの「GS東京の楽しみ方」のタブなどから今回ご紹介するコンテンツを楽しむことができます。 各領域の施策について、例えば「しる」に関しては、タシケント世界選手権個人戦金メダリスト5名の「金メダルへの道のり」や、同じく金メダルを獲得した男女混合団体戦の「振り返り解説」等、YouTubeの【全柔連TV】に動画を掲載しています。「みる」に目を向ければ、普段柔道に触れていない方が最も感じる「ルール(反則)がわかりにくい」という部分に焦点を当て、IJF大会で出された「指導」の上位9個のジェスチャーや意味を説明するイラストや動画を制作しました。また、大会会場でのサービスやイベントブースの紹介や、パリ・オリンピックに向けて始まっている代表選考におけるGS東京2022の位置づけをわかりやすく説明したグラフィックもご覧になれます。 HP以外でも、場内の演出やアナウンスにも工夫を凝らし、ライブ感を高めて大会を盛り上げます。 さらに新しい映像技術で、空間のどの位置に視点を定めても360度の映像を見ることができるボリュメトリック映像の視聴体験ブースを出展します。柔道ファンのみなさまがトップ選手の技を、これまででは考えられない位置から視聴し、楽しめるようになります。 柔道漫画の『もういっぽん!』のアニメがいよいよ2023年1月からテレビ東京系で放映されますが、アニメ『もういっぽん!』の描き下ろしイラストや等身大パネルなどを配した記念撮影ブースも会場内に設置されます。また今や柔道観戦では欠かせなくなった場内解説サービスに、主人公・未知役の声優、伊藤彩紗さんのゲスト出演も予定されています。 まだまだ紹介しきれない企画が盛りだくさんです。ぜひ大会HP、会場内の各ブース、そして何より柔道そのものを楽しんでください。「しる」「みる」「つながる」「ひろがる」、盛りだくさんの企画を展開中!グランドスラム(GS)が東京に帰ってくる! 『東建コーポレーションpresentsグランドスラム東京2022』は12月3日(土)、4日(日)の2日間、東京体育館で開催されます。コロナ禍で日本でのGS大会は2年連続して中止で、2019年の開催が大阪だったため、東京でのGSは実に5年ぶり。選手にとっては来年の世界選手権や、早くも2年後に迫ったパリ・オリンピックへの重要な一戦となります。そんな大会を盛り上げるため、当連盟もさまざまな取り組みを行っています。ここではその一端をご紹介しましょう。グランドスラム東京2022一歩踏み込んで、大会を楽しもう!東建コーポレーションpresents東京体育館12/3土・12/4日国内最大の大会に向け、全柔連も全力でプロモート12まいんど vol.34

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