RECIPERECIPEもちピザトースト①パンに佃煮のりを塗る。上にツナ、もち、溶けるチーズをのせる。②もう1枚のパンにケチャップを塗る。上にハム、もち、溶けるチーズをのせる。③温めたトースターに①、②を入れて焼く。つくり方材料【ツナトースト】▶食パン…1枚 ▶佃煮のり…小さじ2 ▶ツナ水煮タイプ…60g ▶しゃぶしゃぶ用のうすいもち…2枚▶溶けるチーズ…20g【ハムトースト】▶食パン…1枚 ▶ケチャップ…小さじ2 ▶ハム…2枚 ▶しゃぶしゃぶ用のうすいもち…2枚▶溶けるチーズ…20gパンに食材をのせて焼くだけの簡単トーストです。エネルギー補給量を増やすためにパンにもちをのせました。しゃぶしゃぶ用のもちは、火が通りやすいので、便利です。ここがポイントここがポイント材料(パン2枚分)図3 「朝食摂食状況」と「何もやる気が起こらない」の関係独立行政法人日本スポーツ振興センター,平成22年度児童生徒の食生活実態調査や腱がやわらかくなり、ケガの予防にもつながります。朝食を食べない、または、朝食を食べない日が続いていくと体温が上がりにくい。このような状態からウォーミングアップを行っても体が温まりにくいのではないかと思います。体温の高いほうが運動能力を高く発揮できるのであれば、「朝食は生活のウォーミングアップ」ととらえて、朝食を食べて体温を上げる習慣を身につけたいですね。朝ごはんを食べないと 「やる気」が起こらないかも……図3は、児童生徒に朝ごはんを食べる回数と何もやる気が起こらない状況の関係を調べたものです。「しばしば何もやる気が起こらない」と「ときどき何もやる気が起こらない」についての両選択肢の合計は、朝ごはんを「毎日食べる」グループは28・2%、「ほとんど食べない」グループは49・8%でした。「何もやる気が起こらないがない44」について、朝ごはんを「毎日食べる」グループは35・7%、「ほとんど食べない」グループは22・6%でした。朝ごはんを食べないとエネルギーが足りず、やる気が起こらない日が増えるかも知れません。学校の授業や練習時にやる気が起こらないままでは、集中力が落ち、思うような成果を得られないと思います。苦手な朝ごはん、 食べやすい食品からとりましょう朝ごはんを食べる習慣がついていない選手は、まずは飲み物、汁物など、口当たりがよく補給しやすいものをとることから始めましょう。慣れれば、バナナやパンなど消化の早い食品を組み合わせ、徐々に食品を増やすことで食べられるようになります。私がサポートした経験ですが、朝ごはんを食べられなかった選手が1年間かけて徐々に食品数、量を増やして食べられるようになりました。 早朝練習があるときは、起床後の朝ごはんは、バナナ、オレンジジュース、スムージー、野菜や果物を混ぜたミックスジュース、コーンスープ、エネルギーゼリー、プロテインゼリー、スポーツドリンクなど消化の早い食品をとり、早朝練習後におにぎり、サンドイッチ、ゆで卵、魚肉ソーセージ、野菜ジュースなど補食を組み合わせるといいでしょう。朝ごはんを食べると体温が上がり、運動能力を高く発揮することができます。また、やる気が起こり、集中して授業を受けられる、練習を行うことができるなどのメリットが多くあります。「朝ごはん苦手だな」ではなく、「朝ごはんから力をもらう」と前向きに考えると、食べ方を変えられるかも知れませんね。31まいんど vol.33
元のページ ../index.html#32