まいんど vol.33 全日本柔道連盟
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▶近畿女子柔道家集合写真▶六段女子柔道家の試合風景近畿高段者段別大会に女子高段者が出場 新緑がまぶしい5月下旬に京都市武道センターで近畿高段者段別大会が開催されました。今年は約300名が集い、うち女子は17名(六段7名、五段4名、四段6名)が参加しました。 女子柔道家の昇段を促進するために主催者である近畿柔道連盟と主管の京都府柔道連盟のご尽力により2018年に女子が出場できるようになりました。女子の部は設けず各段別の組み合わせのなかに女子の対戦が組み込まれています。 今年は30代の若い世代の出場者もおり現役さながらの試合が見受けられました。またベテラン選手同士の対戦も多く、なかなか勝負が決しない面もありますが、みなさん得意技を披露し合い「無理をしない、ケガをしない、ケガをさせない」を心に留めながら自他共栄の精神で試合に臨んでいます。近畿高段者段別大会の存在をSNSで知り柔道を再開、現在道場で少年柔道を指導している柔道家、最初はなかば強制で出場したけれど毎年参加するのが恒例になった柔道家、夫婦で大会に参加し我が子を抱きかかえてお互いを応援する姿、参加者はそれぞれに柔道を楽しんでいるように見受けられます。 2019年から講道館の高段者段別大会と同じように参加点が加点されるようになりましたので「昇段」をすることに目標を置くことで柔道を継続しようという気持ちが芽生え、少しずつ参加者が増えてきているように感じます。すでに近畿高段者段別大会で点数を獲得し昇段した女子柔道家もいます。また会場である京都市武道センターの施設内は日本武道の最古の演武場である旧武徳殿があり「東の講道館、西の武徳殿」と評され、今も聖地として仰がれている場所です。神聖な場所で試合ができることは大変貴重な経験です。 コロナ禍でここ2年間は日程変更を余儀なくされましたが、例年であれば近畿高段者段別大会は4月第1日曜日に開催されます。会場周辺には平安神宮があり、桜が満開を迎える大変美しい時期で、来年は試合が例年通りに開催されることを願います。また女子柔道経験者(四段以上)が近畿高段者段別大会に出場することで昇段のチャンスにつながります。これからも近畿女子柔道家の仲間たちと盛り上げていきたいと思っております。(兵庫県柔道連盟 石角洋子)やわら通信やわら通信〜全国のやわら情報を〜全国のやわら情報をお届けします〜お届けします〜このページでは女子柔道に関する情報を募集しております。小さな情報でもかまいません。P46の応募先にお寄せください。お待ちしております。

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