大会は、男女ともに1日に1階級、軽い階級から行われます。ここでは、各階級のワンポイント見どころを紹介します。初日(6日)の60㎏級には、東京オリンピック金メダルの髙藤直寿が登場。世界選手権4度目の優勝を狙います。一番の強敵は、東京オリンピックの決勝を争ったヤン・ヨンウェイ(台湾)。寝技は要注意です。2日目の66㎏級には、東京オリンピック金メダルの阿部一二三と世界選手権2連覇中の丸山城志郎が出場。もちろん、最大の見どころは両者の「頂上対決」。激戦必至の対決は見逃し禁止です。3日目の73㎏級は、2017年世界王者の橋本壮市の優勝に期待大。難敵は東京オリンピック銀メダルのシャヴダトゥアシヴィリ(ジョージア)と昨年の世界選手権66㎏級2位のロンバルド(イタリア)。4日目は81㎏級。東京オリンピック金メダルの永瀬貴規と藤原崇太郎の2人がエントリーしますが、東京オリンピック銀メダルのモラエイ(モンゴル)、銅のカッセ(ベルギー)、昨年の世界王者・グリガラシビリ(ジョージア)ら強敵も多く、厳しい戦いとなりそうです。5日目の90㎏級は、増山香補の初めての世界挑戦。外国人のレベルが高く、無名選手でも油断できない階級。なかでも強敵は東京オリンピック銅メダルのボボノフ(ウズベキスタン)、グビニアシュビリ(ジョージア)です。6日目、100㎏級は飯田健太郎が2度目の世界挑戦。最大のライバルは、世界選手権2連覇、東京オリンピック銅メダルのフォンセカ(ポルトガル)。全身がバネのような担ぎ技は要警戒です。7日目は100㎏超級。若き全日本王者・斉藤立の初出場初優勝に期待がかかります。パリ・オリンピックで3度目の金メダルを狙うベテラン、テディ・リネール(フランス)との対決に注目。近年、比較的小柄で担ぎ技を得意とする選手の台頭も顕著なので、リネール以外もまったく油断はできません。60kg級 髙藤直寿81kg級 藤原崇太郎73kg級 橋本壮市81kg級 永瀬貴規66kg級 丸山城志郎100kg超級 斉藤立66kg級 阿部一二三男 子MEN100kg級飯田健太郎90kg級増山香補 12まいんど vol.33
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