ブランディング戦略推進特別委員会昨年9月に発足した当委員会では、現在アンケートの集計や関係者へのインタビュー、各種文献の精査を通じて、柔道界の現状把握のための調査、分析を行っております。昨年末に実施したアンケートでは、幅広い層、年代の方々から17723件の貴重なご意見をいただきました。みなさまのご協力に、この場をお借りして心より御礼を申し上げます。現状分析の作業は2021年度内に終える予定でございますが、2022年度には柔道が現代社会から求められていることを踏まえてミッションとビジョンを策定すべく、検討してまいります。また、それらを実現するためのアクションプランを作り、全国の競技者や指導者、愛好家の皆さまのご意見をいただきながら、実行に向け進めていければと思っております。柔道には心と体を強くすることはもちろん、子どもからお年寄り、女性、障がいをお持ちの方々など、幅広い層が楽しみ、親しんでいただける魅力があると思います。選択肢や価値観が多様化する現代社会において、柔道がどのような役割を担っていけて、どのような価値を提供できるのかについて考え、各委員会と連携のうえで柔道を「する」「みる」「ささえる」方が増えていくよう、施策を実行していきたいと思います。全国少年柔道協議会中央委員会本委員会は、講道館全日本柔道少年団や日本スポーツ協会のスポーツ少年団などの大会運営や組織運営の機能は有していません。子どもたちの成長を目指す小学生柔道の普及振興全般を検討していく協議会です。小学生柔道教室の運営は、本来の運営機関である教育普及MIND委員会に戻しています。2022年は、以下のWGを中心に運営しています。○小学生の正しい柔道の検討将来的な成長に繋がる小学生への指導の在り方の検討。○年少者への転び方指導の検討幼年児や小学生等、柔道未経験者への柔道(受身)体験の指導内容・方法の検討。教育普及部会との合同転び方指導WGの運営。○小学校授業への柔道体験学習の検討小学校の体育授業で受身体験や礼節指導を行うための指導内容・方法の検討。授業を行う講師養成研修の運営。○少年少女柔道普及振興基金(白石基金)の運営柔道普及・振興に寄与している団体を表彰し、振興を図る基金の運営。柔道を楽しいと実感し、自身の成長に向けて毎日の稽古に励む子どもたちのために本委員会を機能させていきます。小学生柔道に携わるみなさまのご協力をよろしくお願いします。委員長 井上 康生副委員長 伊藤 華英委員長 田中 裕之副委員長 菊池としえ
元のページ ../index.html#43