委員会 Information国際委員会この度、国際委員会委員長に任命されました山田利彦です。前委員長の細川伸二先生をはじめ、これまで国際委員会を運営してこられた先生方と比べますと知識も技能も劣りますが、全力をもってこの任に当たりたいと考えています。国際委員会には2002年より委員として活動させていただいています。その間、山下泰裕会長がIJF教育コーチング理事時代にアシスタントとして、また昨年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会ではスポーツマネージャーとして、国際柔道連盟のスタッフとの緊密な連携のもと、それぞれの役職に携わらせていただきました。私自身、トルコ、アメリカでの指導経験を通して、海外の柔道家が抱く日本への思いや期待、そして柔道を通しての国際交流の大切さを肌で感じてきました。こうした嘉納治五郎師範が柔道創始以来、尽力されてこられた国際普及や交流を引き続き発展させていけるよう、委員や事務局の方々と力を合わせて、取り組んでいきたいと思います。医科学委員会 永廣信治先生から委員長のバトンを受けとりました。この2年間、新型コロナウイルス感染症拡大により世の中の動きが停滞するなか、医科学委員会では、Web会議を頻繁に開催し例年以上に活発に活動してきました。コロナ感染症への対策を講じ、指針の策定や啓発活動、大会での感染対策を担当してきましたが、頭頚部外傷や絞め落ちについての研究も進めてきました。今後もこれらの研究を通して得た知見を還元していきたいと思います。全国で、多くの柔道整復師や理学療法士の先生方が大会の救護にあたっておられます。より安全な大会が開催されますよう各地で救護担当者への講習会を開催してまいります。また、これまでメンバーが男性ばかりで、女性のコンディショニングに関する議論が十分ではありませんでした。新年度から特別委員に3名の女性を迎え、柔道でのウィメンズヘルスについても取り組んでいきます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。委員長 山田 利彦副委員長 上水研一朗副委員長 仮屋 力委員長 三上 靖夫副委員長 紙谷 武副委員長 宮崎 誠司
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