令和4年1月1日より、専門委員会が新体制となりました。各委員会の委員長に書いていただきました抱負と、委員長、副委員長の紹介をさせていただきます。総務委員会昨年は新型コロナ感染症のなか、オリンピック・パラリンピックの開催にご尽力をいただいた方々に御礼を申し上げます。また、大会のなかで成績はもちろん、試合後の対応を含め本当に素晴らしい柔道を見せていただいたことを本当に嬉しく思っています。これまで総務委員会はスポーツ団体ガバナンスコード関連の規定作成を中心に活動を行ってきました。今後は東京オリ・パラ後を見据えた二つの課題に取り組みたいと思っています。一つ目は、オリ・パラ後も全柔連を着実に支える盤石な財務体制の強化です。オリ・パラ後の各種の補助金やご協賛・ご寄付をいただいている企業・個人の方々の変化も踏まえて強化を進めていかなければならないと思っています。二つ目は、減少が続いている登録者の確保です。このためには柔道全体の多面的・総合的な柔道普及対策が必要であり、新たに発足したブランディング戦略推進特別委員会をはじめとする各委員会のみなさんと連携して柔道の魅力を発信しつつ、よりシンプルでわかりやすい登録制度の確立を目指していきます。さらに、みなさんのご協力もいただきながら、中長期の視点から全柔連をより良くするための議論を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。大会事業委員会大会事業委員会の集大成とも言える東京オリンピック・パラリンピックが終わり、新たな年を迎えました。コロナ禍のため、大会開催にはまだまだ厳しい社会情勢ですが、大会事業委員会では、医科学委員会をはじめ、関係者と協議しながら、各種大会を計画しています。また、2022度には「大会運営ガイドブック2014」を更新し、さらに新たに「大会係員競技資料作成のためのガイドライン2022」(仮)を作成しています。これは、各種の大会をできるだけ統一した基準で運営できるようにするための一助となればとの思いが込められています。なお、これらの資料では、最新の情報を随時更新していく予定です。大会運営では、トラブルが何もなくて「当たり前」です。その「当たり前」の実現のために、今年も大会運営三大原則を遵守し、全員で力を合わせて大会に臨む所存です。大会運営三大原則⃝最大限、選手の立場に立った準備、進行、運営を行う。⃝最大限、観客に配慮した準備、進行、運営を行う。⃝最大限、メディアに配慮した準備、進行、運営を行う。広報マーケティング委員会⃝広報足許では、コロナ禍のためにマスコミ各社への情報発信に大きな制約を受けています。今後も感染状況次第という面はありますが、より積極的な情報発信を心がけていきたいと思います。広報誌「まいんど」に関しては、デジタルデータと紙媒体のハイブリッド化を一層推進してまいります。また、人的な基盤整備としてPRプランナーと知的財産管理技能士の養成を目指します。⃝マーケティング既存スポンサーの商品カテゴリーを精査し、ブランディング戦略推進特別委員会と連携のうえ、積極的なプロモーションを展開してまいります。また、新たなチャネル開拓やプロダクツ開発をプロモーションに活かしていきたいと考えています。⃝データ整備引き続き大会運営のデジタルトランスフォーメーションを推進するための基盤整備を進めます。また、データアーカイブの構想を進展させてまいります。委員長 小野山修平副委員長 三戸範之委員長 西田 孝宏副委員長 岡泉 茂副委員長 小池 雅彦副委員長 吉田 敏男委員長 中里 壮也副委員長 赤羽由加子全柔連各種委員会から情報をお届けするページです。委員会の活動状況や、お知らせがありますので、お役立てください。Information〜委員会と柔道家をつなぐ伝言板〜委員会35まいんど vol.31
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