まいんど vol.30 全日本柔道連盟
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井上 今日来ていただいている講道館は、われわれ柔道家にとっては聖地というべき場所なんですけど、初めてですか?伊藤 はい。初めてなんです。学校が水道橋だったので、ここに講道館があることはずっと知っていたんですけど、足を踏み入れたのは初めてです。井上 われわれにとって、ここで試合をすること、合宿をすることは本当に憧れでした。ですが、合宿はジュニア時代からやらせてもらったんですけど、きつくて地獄のようでしたから、憧れの場所ではありますが、足を踏み入れるとすごく気が引き締まる場所でもあります。どうですか、来てみて?伊藤 なんかこう、スーッとしてますね、空気が。畳の前に立つと、気を付けをしてしまう感じです。私もプールの入口に立ったときには、気を付けをし礼をするのが基本だったので、その感覚に近い感じですね。私たちが、水がないと泳げないのと同じように、柔道選手は畳がないと柔道ができないと思いますので、やはり、そこは感謝の心ですよね。井上 スポーツのすばらしさは、その「心」の部分だと思いますし、スポーツが持っている大きな価値、魅力として残すべきものだと感じますね。伊藤 物に感謝したり、環境に感謝した 今年の9月に新設されたブランディング戦略推進特別委員会。今後、委員会としてどのようなビジョンを持ち、どのような活動を行っていくのか、委員長である井上康生チーフストラテジーオフィサ―と、元競泳のオリンピック選手で、現在、一般社団法人トップリーグ連携機構常務理事などさまざまな分野で活躍し、今回副委員長に就任した伊藤華英さんに対談をしていただきました。講道館の大道場で行った対談は、当初予定していた時間をはるかにオーバー。伊藤さんの持つ柔道のイメージから、柔道界で実現したいこと、また、柔道界におけるダイバーシティの問題など、幅広い内容となりました。 なお、この対談の模様は『全柔連TV』でも公開されます。そちらも合わせてお楽しみください。ブランディング戦略推進特別委員会設立記念対談柔道界に新たな風を!ブランディング戦略推進特別委員会新設!井上 康生INOUE KOSEI(委員長)4まいんど vol.30

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