2024パリ・オリンピックに向けて、10月1日から新体制となった日本代表チーム。女子の監督は増地克之監督が継続するが、男子は、井上康生監督から鈴木桂治監督にバトンタッチされ、その初陣となるグランドスラム・パリ(10月16日~17日)と続くグランドスラム・バクー(11月5日~7日)の2大会で指揮を執りました。 オリンピック直後ということもあり、各国とも東京オリンピックの代表選手の出場はあまりなく、次代をめざす若手が多数出場。日本も東京オリンピック補欠選手を中心にした若手の布陣で臨み、GSパリでは男女合わせて7つ、GSバクーでは5つの金メダルを獲得しました。 両大会の入賞選手は以下のとおり。【グランドスラム・パリ】■90㎏級長澤 憲大優勝■81㎏級佐々木健志優勝藤原崇太郎3位■73㎏級原田 健士優勝■66㎏級田中 龍馬優勝藤阪 泰恒2位■78㎏級髙山 莉加2位■70㎏級新添 左季優勝大野 陽子3位■57㎏級舟久保遥香優勝■48㎏級古賀 若菜優勝【グランドスラム・バクー】■100㎏超級斉藤 立優勝■100㎏級飯田健太郎3位■90㎏級増山 香補優勝■73㎏級大吉 賢2位■66㎏級田中 龍馬3位■60㎏級近藤 隼人3位■70㎏級寺田宇多菜優勝■63㎏級堀川 恵3位■57㎏級玉置 桃優勝■48㎏級立川 莉奈優勝※詳しい大会結果に関しましては、全日本柔道連盟HPをご覧ください。GSパリで7つ、GSバクーで5つの「金」獲得重量級の斉藤立がシニアの国際大会衝撃デビュー!2024パリ・オリンピックに向け、『鈴木桂治&増地克之』新体制始動!Paris Grand Slam 2021& Baku Grand Slam 202166㎏級決勝。藤阪泰恒との日本人対決を制した田中龍馬(左)立ち技に切れを見せ優勝を果たした新添左季90㎏級で優勝を飾ったベテラン長澤憲大57㎏級の舟久保遥香は得意の寝技を駆使し優勝飾るついにIJFワールドツアー初制覇を果たした90㎏級の増山香補48㎏級の立川莉奈も悲願のIJFワールドツアー初優勝重量級期待の新星・斎藤立がついに覚醒オール一本で70㎏級を制した寺田宇多菜。パリ戦線に名乗りを上げた全試合一本勝ちの素晴らしい内容でグランドスラム初優勝を果たした斉藤立粘り強い柔道で57㎏級を制した玉置桃48㎏級決勝。古賀若菜が寝技で圧倒し見事優勝73㎏級で優勝を果たした原田健士オール一本勝ちの圧倒的な内容で81㎏級を制した佐々木健志12まいんど vol.30
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