▲WEB講習で、全国どこからでも受講可能に▲理解度確認テストの画面全柔連各種委員会から情報をお届けするページです。委員会の活動状況や、お知らせがありますので、お役立てください。Information〜委員会と柔道家をつなぐ伝言板〜委員会重大事故総合対策委員会 重大事故総合対策委員会からお知らせいたします。コロナ禍における重大事故防止の徹底について(通知) 5月20日付で、全国都道府県柔道連盟(協会)及び安全指導員のみなさまに、標記の通知文をお知らせいたしました。新年度に入った5月~7月が 重大事故の最も発生しやすい時期であり、コロナ禍と相まって重大事故の発生する確率が極めて高い期間に入っていますので、とくに次の諸点に特段の注意をお願いいたします。 コロナ禍における重大事故防止の留意点コロナ禍の練習不足等で、例年に比べて基礎体力や筋力、受身が十分に備わっていない状況があり、頭部や頚部の重大事故の発生が危惧されます。 基礎体力や筋力、受身が十分に備わっているかを把握して無理のない範囲で練習や試合を行わせてください。とくに、子どもや初心者の練習や試合には特段の配慮をお願いします。日常の練習のなかで、とくに受身の練習を例年以上に徹底していただきますようお願いします。 初心者の重大事故防止の徹底事項 初心者には少なくとも3か月程度は高い位置からの投げ込みを行わせないことを徹底してください。とくにこの時期は、初心者に大外刈の投げ込みを受けさせないでください。 大外刈の高い位置からの投げ込み(受の両脚が宙に浮くような投げ込み)、および投技の乱取は少なくとも5か月程度経過してからとします。審判委員会 2020年度、新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでのような集合講習開催が困難となったため、当委員会ではWEBで審判講習を受講できるシステムを構築いたしました。 WEB講習では「スコア編1・2・3」「ペナルティ編1・2」の計5つの項目があり、最初に「スコア編1」の動画を視聴、その後「理解度確認テスト」を受験し合格すると次の「スコア編2」に進むことができるシステムとなっています。 動画の視聴は中断し、後日中断した場面から再開することも可能で、受講者それぞれの都合に合わせて受講を進めることが可能となっており、従来の集合講習と異なり講習会場までの移動も伴わないため居住地に関わらず平等に審判知識の習得が可能になりました。 WEB講習の内容が固まりS・Aライセンス保持者(約1500名)へ受講の案内を行ったのが2020年12月、その後年度末までの短い期間ながら半数以上の800名が受講を完了しました。(2019年度実績とほぼ同数) 今年度は受講コースへの「コンプライアンス講習」追加、システムを応用してのAライセンス審判員学科試験実施など新たな試みを取り入れてまいります。 全柔連公認S・Aライセンスをお持ちの方であればどなたでも受講が可能ですので、当連盟HPよりぜひアクセスしてください。(6月末~7月初旬に受講対象となるライセンス保持者へはメール・郵送にて詳細をお伝えいたします)強化委員会海外遠征での感染症対策について コロナ禍で行われた海外遠征3大会(ワールドマスターズ、アジア・オセアニア選手権大会、グランドスラム・アンタルヤ)に帯同し、徹底した感染症対策がなされていることを実感しました。 とくにPCR検査は度々実施され、ウイルスを持ち込ませない体制が組まれている印象を受けました。 遠征に行くメンバーは出国前に2度のPCR検査が義務づけられており、さらに現地に到着後は空港やホテルで、ただちにPCR検査を実施しました。 バスでホテルに移動したあとには各自手首にバンドをつけられるのですが、これは検査結果が判明していないことを表しており、装着後は結果が出るまでそれぞれの部屋で待機する必要があります。その間はチームスタッフとの接触も禁止されています。隔離中の食事は運営側が用意したものが各部屋の前に運ばれてきます。 PCR検査の結果が陰性の場合にはバンドが赤から緑に変更され、これが陰性の証43まいんど vol.28
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