【6月6日(日)】大会初日、女子48㎏級は、角田夏実と古賀若菜が揃って決勝進出。ベテラン・角田が巴投と抱分で2つの「技あり」を奪い一本勝ちで初優勝を果たしました。また、男子60㎏級には優勝候補筆頭の永山竜樹と新鋭・古賀玄暉が出場しましたが、永山が3回戦でまさかの敗退。古賀も初戦(2回戦)で苦杯を喫しました。【6月7日(月)】男子66㎏級に出場した丸山城志郎が大会連覇を達成。どの試合も決して楽な展開ではありませんでしたが、粘り強い柔道で、チャンスを確実にものにしての優勝でした。女子52㎏級でも志々目愛が実力を発揮、堅実な試合運びで3大会ぶり2度目の女王に輝きました。【6月8日(火)】男子73㎏級の橋本壮市は準決勝でマシアス(スウェーデン)に惜敗しましたが、3位決定戦でヘイダロフ(アゼルバイジャン)を大外落で破り3位を確保。女子57㎏級は、世界選手権の個人戦初出場となる玉置桃が持ち味のしぶとい柔道で決勝進出を果たしましたが、決勝でクリムカイト(カナダ)に敗退、準優勝でした。【6月9日(水)】男子81㎏級の藤原崇太郎は準々決勝で2019年東京世界選手権2位のカッセ(ベルギー)に惜敗。敗者復活戦では2018年世界王者のモラエイ(モンゴル)を破りましたが、3位決定戦でデヴィト(オランダ)に敗れメダル獲得はなりませんでした。また、女子63㎏級の鍋倉那美も力を発揮できないまま初戦(2回戦)で敗れました。【6月10日(木)】女子70㎏級の大野陽子が本領を発揮し決勝進出を果たしましたが、マティッチ(クロアチア)に谷落「技あり」で敗退。金メダルはなりませんでした。男子90㎏級には長澤憲大と村尾三四郎が出場。若手の村尾は2回戦でボボノフ(ウズベキスタン)に敗退。そして、長澤は順調に勝ち上がったものの準決勝で2018年世界王者のシェラザディシヴィリ(スペイン)に敗れ、3位決定戦もニーマン(スウェーデン)に苦東京オリンピックに追い風となる個人戦11個のメダル奪取!▲66kg級表彰。左から2人目が優勝の丸山▲女子48kg級決勝。古賀若菜に一本勝ちで初優勝を果たした角田夏実▼女子52kg級決勝。大内で攻める志々目▲66kg級決勝。得意の内股をかける丸山▶女子48kg級表彰。左から2位の古賀、優勝の角田▶女子52kg級表彰。左から2人目が優勝の志々目26まいんど vol.28
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