全日本柔道連盟では普及に関してさまざまな角度から事業を実施しています。その一部をご紹介します。実はこんなことも!全柔連の普及推進事業を紹介!5つの部会に分かれて事業を推進。少年少女向けの主な事業は次のとおり。【教育普及部会】 中学生以上対象の柔道教室の開催/全国10か所で開催。派遣講師は研修会を年2回開催し、効果的な指導についての共通理解を図っている。【柔道MINDプロジェクト部会】 「礼節・自立・高潔・品格」を掲げた『柔道MIND』推進を目指してリーフレットを作成して配布。2020年度からは小中学生の5つの全国大会に「柔道MIND賞」を創設。勝敗に関係なく、試合態度やマナーの面で審査を行い、「よき柔道人」を表彰している。【形部会】 形審査員の資格試験、資質向上を目指す研修会、年齢層別の形講習会を運営。【視覚障がい者柔道連携部会】 NPO法人日本視覚障害者柔道連盟と連携し、パラリンピックに向けての選手強化と審判の特別規定やガイドブックの作成など柔道を通して互いに高めあえる環境作りを行っている。【知的障がい者柔道振興部会】 『柔道 for All』の理念の下、安全に配慮した支援体制を整えるとともに、日頃の努力の成果を共有する機会を提供する。2018年から全日本ID(知的障がい)柔道選手権大会を開催している。女子選手の人口拡大と、また未就学児や小学生の指導で活躍が期待される女性指導者の育成に特化した活動を行っている。女子柔道意見交換会や女子柔道キャリアアップセミナーを実施している。教育普及・MIND委員会中学校での柔道教室の充実女子柔道振興委員会全国の中学校の約6割が柔道授業を実施しており、これに対応するため柔道を専門としていない教員のための研修会を実施し、授業力向上を図っている(20 19年度は全国8地区で実施)。地域の柔道指導者が授業協力者として登録する人材バンク制度を整備し、授業支援のための教本作成や研修を実施している(2019年度は全国3地区で実施)。▲2019年に千葉県勝浦市の日本武道館研修センターで行われた全国中学校(教科)柔道指導者研修会の様子▲2020年2月に徳山大学で行われた女子柔道キャリアアップセミナー▼2019年4月に、大阪体育大学で行われた女子柔道意見交換会の様子8まいんど vol.27
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