よくある質問
Q:危険ではないですか?
A:無理な練習をしなければ、柔道は安全なスポーツです。受け身をきちんと身につければ、投げられても大丈夫です。受け身があれば、日常生活で倒れたり転んだりしても身を守る助けになります。
Q:運動が苦手でもできますか?
A:個人の体力や能力に応じた練習をすれば、誰でも技を身につけられます。体格に応じた技もあります。試合をしなくても、形(かた)で力を発揮することもできます。
Q:どんな良いところがあるのですか?
A:調和の取れた全身運動です。運動能力を高め柔軟で強い体作りに役立ちます。また、精神面でも成長していくのが武道としての柔道の良さです。
Q:学校の授業に柔道があるのですか?
A:全国の中学校の6割で柔道が行われています。授業でも活躍できます。
Q:どのくらい普及していますか?
A:日本国内はもとより、世界200か国以上で柔道が行われています。柔道の発祥国である日本は、世界中から注目されています。Judo:Gateway to the World!
~中学校柔道編~
Q:小学生の柔道と中学生の柔道はどこが違うのですか?
A:運動量や技術のレベルは高くなりますが基本的には変わりありません。ただし、絞め技が認められる、後ろ襟を握ってもいいなど、若干変わるところもあります。
Q:勉強と柔道は両立できますか?
A:勉強は難しくなりますが、計画的に行えば大丈夫です。皆さんの先輩たちも時間の活用の仕方を工夫して、うまく両立しています。
Q:中学校の柔道部に入ったら、道場をやめなければなりませんか?
A:通常の部活動は、多くの学校では放課後の16時頃から2時間程度の活動です。道場などの稽古との両立は可能です。ただし、全柔連登録はどちらか1か所で行います。
Q:初段(黒帯)はいつから取れますか?
A:中学2年生になれば、初段(黒帯)を取るための審査(試合など)に参加することができます。
Q:経験の少ない女子ですが、活動についていけますか?
A:心配はいりません。どこの学校でも、初心者はたくさんいます。中学校に入学してから柔道を始める人もたくさんいます。小学生は男女混合の試合もありますが、中学生の試合は原則として男女別です。現在も、たくさんの女子が部活動に励み、試合にも多く参加しています。
Q:中学校の柔道は危険ではないですか?
A:中学生になると力も強くスピードも速くなります。事故防止を第一に考えて、初心者は最低6か月間は試合には出られません。全日本柔道連盟は「柔道部活動の指導手引き」「柔道の安全指導」「初心者向け練習プログラム」「柔道練習ステップ」などを整備して各中学校への指導を徹底しています。
~高校柔道編~
Q:高校柔道は中学校柔道と何が違いますか?
A:試合は少年大会特別規定が適用されなくなり、ほぼ大人のルールで行います。全体的にパワーが上がり、技のレベルも高くなります。また、練習なども自分で考えて決めていく部分が増え、自立することが求められます。
Q:どのくらい練習するのですか?
A:学校により異なりますが、一般的には週5日で2時間程度です。
Q:強豪校ではない高校は、どんな活動をするのですか?
A:高校から柔道を始める人もたくさんいます。どんな高校でも練習に大きな違いはありません。地道に練習を続ければ、心も体も大きく成長できます。競技としての試合以外にも、昇段(弐段)を目指す、形に本格的に取り組む、大学受験に耐えられる体力と精神力を育成する等の目標を定めれば、充実した毎日を送れます。
Q:高校で柔道を続けると、どんないいことがありますか?
A:高校は社会の入り口です。勝敗に関係なく、柔道を通して鍛えられた心と体は、高校卒業後、大学や社会で通用する力と自身になります。先生や先輩、後輩、一生の付き合いになるであろう人達との出会いも、さらにみなさんを成長させてくれます。