第7回全日本女子強化合宿
2008年1月7日~12日まで鹿児島県・奄美体験交流館にて全日本女子強化合宿が行われている。 この合宿は、冬季欧州国際大会代表選手及び、今年度の海外派遣候補選手を会して、技術の向上・体力の強化を図るとともに外国人選手の対策を行うことを目的としている。 参加選手は冬季欧州大会参加選手をはじめとする61名。
合宿第2日目報告1(2008.1.9)
7日から、鹿児島県の奄美大島で始まった第7回全日本女子強化合宿。
2日目となった8日、練習会場となっている奄美交流会館には、沖縄で行なわれている
男子合宿の取材を終えた報道陣の一部が足を運んだ。
公開練習及び合同取材は9日ではあるが、時間の有効利用と、北京オリンピックを迎えるにあたり年始早々の合宿にも関わらず、柔道競技への関心の高さを感じる。
連日練習は、朝のトレーニング、午前は10時から2時間、 午後も4時から2時間30分の稽古をこなしている。
朝のトレーニングは、夜が明けない6時45分集合。準備体操の後、およそ10キロ以上ある へ向かってランニング。
午前は主に寝技、午後は立ち技の乱取稽古を行う。
合宿第2日目報告2(2008.1.9)
女子強化合宿が1月7日~12日の6日間、鹿児島県奄美大島で行われている。
2日目の8日夜、奄美市主催の歓迎会が開かれ、日蔭暢年監督以下、合宿に参加する75名の選手・役員が出席した。
来賓には平田隆義・奄美市長、伊東隆吉・市議会議長、吉見憲治・奄美柔道協会名誉会長をはじめ100名以上が参列した。
平田市長は「奄美市が行なうスポーツアイランド構想に、全日本女子柔道合宿を受け入れることができたことは大変名誉なこと。オリンピック、各国際大会で活躍され、奄美での練習の成果を発揮し北京オリンピックではこれまで以上の成績を期待します。また、今後も官民一体となって、スポーツ合宿の受入をおこなっていきたい 」と挨拶した。
日蔭監督は「北京オリンピックに向け、選手、コーチが一丸となり金メダルを含む、全階級でメダルを目標としている。選手が皆さんの期待に応えたい」と力強く感謝とオリンピックへ向けての挨拶をした。
用意された料理に選手たちも食欲旺盛。おいしそうにほおばっていた。地元の方々による島唄が披露されると選手たちも耳を傾けていた。
奄美地方ではお祝い事の締めの前に行なわれるという、六調(ろくちょう)が始まると、参加選手で沖縄県出身の池田ひとみ選手が、見事な踊りをみせると、会場からはおおきな拍手が起こった。
池田選手に続いて、中澤さえ選手や駒木奈緒美選手も見よう見まねで参加した。最後は万歳三唱で会はお開きとなった。
ちなみに、六調とは、奄美地方に伝わる踊りで歌い手と三味線、太鼓、指笛、踊りをあわせたことをいうそうです。