平成19年度環境保全に関する啓発・実践活動報告(2008.5.9)
財団法人全日本柔道連盟では、現在、環境委員会を設置していないが、柔道ルネッサンス委員会と事務局が中心となって環境への取り組みを実施している。平成19年度は、単に全国レベルの大会だけでなく、都道府県柔道連盟・協会における柔道ルネッサンス委員会が主導し、多くの都道府県レベルの大会等において、観客に対するゴミ持ち帰りの呼び掛け、ゴミ分別の徹底、参加者全員による大会終了後の会場内清掃等、会場美化運動が実施されるようになった。
また、環境省との連携による「チーム・マイナス6%」キャンペーンを次の3大会で実施し、特に少年に対して「地球温暖化防止活動」の重要性を訴えた。
1.平成19年度全日本選抜少年柔道大会(平成19年9月23日、東京武道館)
2.平成19年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(平成19年11月17~18日、千葉ポートアリーナ)
3.第21回近代柔道杯全国中学生柔道大会(東京武道館)
柔道界としては、嘉納治五郎師範の遺訓である「精力善用」「自他共栄」という柔道の根本原理を、「人と自然との共存」というテーマにおいて応用実践することで、今後も環境保全に努めていきたいと考えている。
●2007柔道フェスタ
◎日時/2007年10月28日 場所/全国5ヶ所(宮城・富山・愛知・広島・鹿児島)
参加人数/総計4,000名
●平成19年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
◎日時/2007年11月17日~18日 場所/千葉ポートアリーナ
●チーム・マイナス6%活動